2019年度第14回宮古島市民総合文化祭のプレイベント「宮古島OpenアトリエⅢ」が19日、開催された。初となるバスツアーに午前、午後それぞれ21人が参加し、各4カ所の工房を見学した。参加者らは、日頃は開放されていない工房の様子を興味深く眺めていた。
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午前の部は、下地農村環境改善センターを出発。参加者らは上野新里にある宮古島苧工房(上布)、太陽が窯(陶芸)、平良下里のリトルボーヌ(パッチワーク)、茶道裏千家平良宗幸教室(茶道)を回った。
このうち宮古島苧工房では新里玲子さんが、展示されている、上布や帯、苧麻について説明。「絣模様については伝統的な図柄のパターンを基礎に自分でアレンジしている」と述べた。
午後からは天海山石庭(庭園)、エデンの園(油彩画)、目でオールカラー(水彩画)、一葉式いけ花(生け花)、宮古木工芸(木工芸)を見学した。
参加者からは「引っ越してきて間がなく工房は宮古を知る絶好の機会」、「見たことがないので、工房を知り仕事に生かしたい」と話した。