4日開幕したカギマナフラin宮古島は6日、メインとなるフラコンペティションがマティダ市民劇場で行われ、クプナ部門で優勝した新保美穂さん率いる「ハーラウ フラ ォ アロハラニ」チームがグランプリを獲得した。
続き
フラを通じて宮古島を広く発信しようと企画された同イベントは、初日に宮古とハワイの交流を目的とするカギマナの夕べがマティダ市民劇場で催され、宮古島の伝統芸能やハワイのフラチームによる華麗な舞の交流が行われた。次いで5日にはトゥリバーフラが催され、コンペティションに出場するチームによる華麗かつ流麗なフラの数々が、ハワイに似たサンセットをバックに披露され、多くの市民が足を運び、アロハスピリットを楽しんだ。
最終日となった6日は、マティダ市民劇場でメインイベントのフラコンペティションが行われ、クプナ、ケイキ、ワヒネ、ホイネの各部門に東京や関西、福岡県、それに地元のフラチームが出場し、フラダンスの技量を競った。
結果、東京から参加した新保さん率いるチームがグランプリを獲得。グランプリ獲得を決めた瞬間、チームは館内に響き渡る歓声を上げ、喜びをあらわにしていた。
グランプリ獲得に新保さんは「緊張が続いた分、喜びも格別です。厳しい練習に耐えチーム全員が頑張りました。今後ともフラに親しみ、宮古島大会にも継続参加したい」と語った。
また、フラの魅力に目を細めていた下地敏彦実行委員長は、即興の替え歌でカギマナフラに込められた宮古とハワイの抱くスピリットを披露。会場から賛同の拍手が送られるなど、全員が手を繋ぎフラのもたらした交流をたたえつつ、アロハの言葉でイベントのフィナーレを締めくくった。