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宮古島未来像デザイン、島の中核人材35人を選定

 






2019/09/12 09時01分配信 - 社会・一般 -

 内閣府の2019年度 宮古島の「未来像デザイン人材育成事業」第2回実行委員会(主催・南西地域産業活性化センター)が10日、未来創造センターで開かれた。行政や民間企業などが参加し情報の共有と意見交換や研修に参加する中核人材を35人選定した。同会議は8月21日の第1回に続く実行委員会で、31日に開催された「第1回みらい円卓会議」の報告や研修計画の概要や進め方についても話し合った。
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 会議で長濱政治副市長は「1ヶ月間で台風が2回も来た。スーパーに商品がないので、事前に備蓄といった対応が求められているのではないか。また、1つのホテルによっては3000室となると、将来的に水の供給が追い付かなくなり、海水淡水化という従来にない効率的な方法、コストなども考えないといけないなど島のSDGsを考えたい」と提案した。
 市上下水道部によると現在、塩分濃度が高い伊良部島で海洋淡水化による水源の確保か地下水のどちらが良いか検討中。島各地でボーリング調査をしている。
 SocioForward代表で弁護士の水上貴央氏は「能力評価で人材の適性や受講しての変化を見たい。この事業は人材育成のバンクだ」と話した。委員長の大城肇琉球大学前学長は「現在の宮古島は過熱気味。手遅れになる前に手を打ちたい。研修生が中核の人材になり、事業のためでなく、宮古島のための事業を行ってほしい。行政のだけでなく、金融機関の支援も必要だ」と期待を寄せた。
 研修は島の中核人材育成を目標とし、講師中心の毎月全6回の研修と研修生中心の月2回の個別案件を扱うイノベーション研修が開催される。毎回講師とともに学び、能力評価など要件を満たすと修了証が発行される。
 初回は2030SDGsゲームを活用し、研修生の属性ややりたい方向感を明らかにし、経済・環境・社会のバランスのとれた発展を考えた上でグループワークやパネルディスカッションを通じて宮古島の個別具体性について考える。
 研修生の募集は、7月29日から9月4日の期間でパンフレットやウェブで案内を出した。想定を超える募集があり、移住者からの申し込みもあった。
 SDGsとは2015年9月、ニューヨーク国連本部で「国連持続可能な開発サミット」で採択された「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」のこと。
成長と雇用や都市など17の国際目標と169のターゲット、232の指標を定め、普遍性、包摂性、参画性、統合性、透明性の5つの特徴がある。国は2030までの達成を目指している。
 研修生でなくともオブザーバーでの参加も可能。14日(土)午後1時半から5時まで宮古島マリンターミナルビル(平良港ターミナルビル)大研修室で開催。テーマは「宮古島の未来を考える~円卓会議を振り返り宮古島の課題解決の方向性を探る」。講師は沖縄ITイノベーション戦略センター(ISCO)、SocioForward代表取締役で弁護士の水上貴央氏、協働促進社代表の平井雅氏。

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宮古島の課題について話し合う実行委員=10日、市未来創造センター

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