記事一覧

県議会で「泡盛条例」制定を

 






2019/08/17 09時01分配信 - 産業・経済 -

【那覇支局】県酒造組合の佐久本学会長らは14日、県議会庁舎に新里米吉議長を訪ね、「琉球泡盛で乾杯を推進する条例」の制定へ向け陳情文を手渡した。泡盛製造に用いられる黒麹菌の発祥の地である沖縄において、固有の文化、伝統である泡盛の普及、消費拡大に繋げるねらい。
続き
 佐久本会長は「泡盛は日本最古の蒸留酒で焼酎のルーツともいわれる。多くの県民に愛され受け継がれてきた世界に誇る名酒として伝統と誇りを共有し日々品質向上に努めている」などと陳情文を読み上げた。
 これを受け新里議長は「政府も泡盛の海外展開に力を入れていると聞く。日本のウイスキーが世界で飲まれるようになったように、琉球泡盛もそれに近づくことが可能になると期待している」と述べた。
 陳情文は、同組合をはじめ県商工会議所連合会や県工業連合会など14団体の連名。10月の委員会で審査され、本会議での議論を経て条例制定となる見通し。
 全国でも地酒振興の見地から同様の動きがみられる。京都市で2013年に清酒の普及に関する条例が制定されて以降、「日本酒の普及・乾杯を推進する条例」が全国46の県・市・町・村で制定された。「日本酒・焼酎等」が76件、「本格焼酎・泡盛」が11件など、地酒での乾杯に関する条例は全国で146件にものぼる。
 ことし7月には、県内初となる「与那原町琉球泡盛で乾杯を推進する条例」が同町議会において全会一致で可決。このほか県内各地での動きに注目が集まる。
 県酒造組合の土屋信賢専務理事は「売上への好影響も期待するが、それよりも(泡盛の)600年の歴史や泡盛を愛する気持ちが広がってほしい。気運の高まりに期待したい」と話した。

関連記事

powered by weblio


 

ファイル 21720-1.jpg
新里議長(右から5人目)に陳情文を手渡した佐久本会長(同4人目)ら=14日、那覇市の県議会庁舎

ソーシャルブックマークに登録 Yahoo!ブックマークに登録 はてなに追加 del.icio.usに追加 livedoorClipに追加 niftyクリップに追加 Googleに追加 Technoratiに追加 Buzzurlに追加