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協力して伝統継承を

 






2019/08/17 09時02分配信 - 文化・芸能 -

 市上野・宮国部落の旧盆送り日の伝統行事「大綱引き」では、ことしもツナシードゥ(綱生徒)と呼ばれる中学2年生たちが活躍した。当日15日の早朝から大綱の材料となるキャーン(シイノキカズラ)を父兄や地域住民らとともに集めるなど様々な役割をこなしていった。
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 ツナシードゥたちは午前8時に材料集めに出発。午後には青年会とともに大綱づくりに取り組んだ。先輩の指導を受け、汗だくになりながら大綱を綯っていった。夜の大綱引き本番には、ほら貝を吹き鳴らし、旗頭を力強く舞わして盛り上がりに一役買った。終了後は綱の先端を斧で切り落とし、旗頭とともに御嶽に奉納した。
 近年は上野地域内でキャーンが取りにくくなっており、子どもが減っていることなどが課題となっているが、取りやすい伊良部島まで足を伸ばしたり、父兄らが手伝ったり協力して取り組んでいる。宮國勝治部落会長は「大綱引きは宮国部落の誇り。子ども数や材料は少なくなっているが、父兄や部落民で協力して継続していきたい。先輩から受け継いできた素晴らしい伝統行事をしっかり繋いでいきたい」と話していた。
 ことしは、東里は宮國功基君、宮國蒼君、宮國花華さんの3人。西里は砂川将真士君がそれぞれツナシードゥを務めた。綱引きを前に砂川君は「朝から伊良部にキャーンを取りに行って眠かった。宮国の伝統行事なのでずっと続いていくように、しっかりと後輩に繋いでいきたい。勝つという気持ちを込めて綱を引きたい」と意欲を見せていた。
 東里の勝利後、綱頭を御嶽に奉納し終えた功基(いさき)君は「綱を作る所からとても大変だったが、地域の人と協力してできて良かった。勝てて嬉しい。昔からある伝統行事なので、後世に繋いでいきたい」と感想を話していた。

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大綱引きの終了後、綱の先端を斧で切り落とすツナシードゥ(右)=15日夜、市上野宮国

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