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宮古南静園慰霊祭、552柱の御霊、水子供養

 






2019/08/15 09時03分配信 - 社会・一般 -

 市内平良島尻にある国立療養所宮古南静園(知念一園長)は14日、同園納骨堂で「2019年度慰霊祭」を執り行った。入所者や家族、関係者が参列し、納骨堂に収められている552柱の御霊と堕胎施策によりこの世に生まれることができなかった水子の供養塔に心静かに眠られることを祈りながら手を合わせた。
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 午前10時からはじまった慰霊祭で、参列者らは順に線香をあげ、献花を行った。祭壇には風車や花、お菓子、果物などが供えられていた。追悼の辞では知念園長が「ここに眠っておられるみなさんは国や地域社会から激烈な差別をされる中、たくましく生き抜いた。逆境に立ち向かわれたみなさんのおかげで今の南静園がある。世の中から差別がなくなり人が人として重んじられるよう、みなさんの名誉回復に努めていきたい」と述べた。
 入所者自治会連絡員の豊見山一雄さんは「毎年、慰霊祭のたびに引き取り手がなく納骨堂に残っているみなさんを思い、家族のお墓に入れてあげて欲しいと願っている」と話した。
 同園の北城戸泰彦福祉室長は「前年の慰霊祭から3人亡くなられ納骨堂には552柱の方の遺骨が安置されている。引き取りはなかった」と声を詰まらせた。

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献花し、納骨されている552柱の御霊に手を合わせる参列者=国立療養所宮古南静園

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