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ウォーターフロントが活況

 






2019/08/04 09時05分配信 - 産業・経済 -

 年間200万人の観光客を視野に官民挙げた振興推進組織が発足するなど、宮古観光の隆盛が目立つ近年だが、それにつれて顕著になりつつあるのが平良港を中心とするウォーターフロントの活況だ。宮古の売りは海というわけか、オーシャンビューを宣伝文句に海岸近くでホテルやアパートの建設が止まらない。海岸に近ずくに連れて建設現場が目立つ。呼び水となったのは伊良部大橋だが、当初、市街地南側を中心に建設ブームが起きたが、次第に西側海岸方向に開発がシフトしており、それがウオーターフロントの活況を生み出している。
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 ウォーターフロントの活性が唱えられて久しく、市のマティダ市民劇場と併せてマリンターミナルビルとホテルが華々しくオープンしたが、当時は観光客の来訪状況も現在とは大きく異なり、観光客100万人時代の到来が見通せる環境になかった。むしろ、伊良部架橋の供用開始を視野に伊良部島と平良港を結んだ定期航路の廃止が定まり、ホテルも競売になるなど、重い空気がウオーターフロントを包んだ。
 それを一変させたのが伊良部大橋の開通とクルーズ船の平良港入港だ。
 大橋の開通により伊良部島が宮古観光の新たな資源として脚光を浴びるようになり、島の南海岸線を中心にコンドミニアムなど富裕層をターゲットにした宿泊施設が次々とオープン。土地価格は上昇し、その流れは現在も留まるところを知らない。
 加えてみやこ下地島空港の開港と国際線の開設が弾みをつけた。香港線に続いて上海線も予定されている。
 観光客のアクセスは空にとどまらず、海からは大型クルーズ船がやってきた。今や年間を通じて空路に伍して多くの観光客が上陸してくる。宮古観光のスタートは平良港。パイナガマビーチ近くのコンビニで大量の飲食料を購入し、島内観光地を巡る。
 これに伊良部大橋へのアクセスが加わったことで、平良港、パイナガマビーチ、海空公園、と続く一帯が活気を生み、この環境を売りとする人々がアパート建設やホテル建設を進めている。その中には既存のホテル関係もあり、先を見込んで増設の計画が進んでいる。これら動きの相乗作用が海へ、西へという流れを誘っており、市街地南側に始まった大橋効果を見定めるうえで今後の動きが注目される。

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海が望める位置を中心にホテルやアパートの建設が続く=パイナガマビーチ近く

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