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ナスミバエ防除講習会、「防虫ネットで侵入防止」

 






2019/08/03 09時04分配信 - 産業・経済 -

 2019年度ナスミバエ防除講習会(主催・県特殊病害虫防除対策宮古支部)が2日、県宮古青少年教育センターで行われた。農業改良普及員やJA営農指導員、農薬販売担当者、宮古島市・多良間村の担当職員らが参加し、ピーマン、シマトウガラシ、トマトなどナス科野菜に被害を及ぼしているナスミバエの防除ついて学んだ。
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 講習会は、県病害虫防除技術センター特殊害虫班主任研究員の谷口昌弘氏を講師に、講座「沖縄県におけるナスミバエの発生状況と防除対策」と実習「ナスミバエ防除方法(スピノエースベイト散布実演)」の2部構成で行われた。この中で谷口氏は、「ナスミバエの幼虫に寄生され食害が出ると実が腐ったようになる症状が特徴。シマトウガラシなど果肉の薄いものは被害が分かるが、ナスやトマトなど果肉の厚いものは分かりにくく、切ってから分かることが多い。出荷時に入念にチェックしないとクレームの対象となってしまう」などと強調した。
 対策は、▽施設(ハウス等)は防虫ネットや出入り口の二重カーテン等で侵入防止▽露地栽培(野外)は防虫ネットの被覆や果実の袋掛け等で侵入防止▽作物ごとに農薬取締法を遵守した薬剤を散布▽寄生の疑いのある果実や残渣はビニール袋に入れ密閉し1カ月程度炎天下で放置後、適切に廃棄▽畑周辺の野生の寄生植物(テリミノイヌホウズキや野良トマト等)を徹底して除去―などとした。
 防除には、スピノエースベイトの液剤を5倍に希釈して栽培ほ場周辺の雑草や木々の葉などに散布。注意事項として▽降雨直後は避け、ヤギや牛などの家畜の餌として使用される草葉には散布しない▽ミツバチの飼育場所では巣箱やその周辺に散布しない▽使用前にラベルをよく読んで記載以外には使用しないこと―などを挙げている。

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ナスミバエ防除の説明などに聞き入る参加者ら=県宮古青少年教育センター

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