記事一覧

参院選沖縄選挙区、高良鉄美さんが初当選

 






2019/07/22 09時05分配信 - 政治・行政 -

【那覇支局】任期満了に伴う第25回参議院議員選挙は21日に投票が行われ、即日開票の結果、沖縄選挙区では無所属新人の高良鉄美氏(65)が初当選を果たした。高良氏は「オール沖縄」勢力の全面支援を受け名護市辺野古への新基地建設反対などの政策を訴え、序盤からリードを奪い「平和の一議席」を勝ち取った。自民党新人の安里繁信氏(49)=維新、公明推薦=は追い上げを図ったが及ばなかった。NHKから国民を守る党新人の磯山秀夫氏(72)、無所属新人の玉利朝輝氏(60)も届かなかった。
続き
 今参院選は、事実上の一騎打ちを展開したいずれも新人の安里氏と高良氏が、米軍普天間飛行場の返還にかかる名護市辺野古への新基地建設問題を主要争点に、次期沖縄振興計画をはじめ経済振興や子どもの貧困、消費税増税などで政策をぶつけ合った。
 「平和の一議席を受け継ぎ、子どもや若者の未来のために国政の場から玉城県政を支えていく」として、辺野古移設を断固反対とする姿勢や社会保障制度の拡充で暮らしや医療、年金の充実などを掲げた高良氏は玉城デニー知事をはじめ「オール沖縄」勢力の全面支援を受けて序盤からリードを奪い、着実に得票を伸ばした。
 午後8時過ぎに報道各社のインタビューに応えた高良氏は「辺野古の問題は、沖縄だけの問題でなく日本全体の問題だ。抵抗ではなく、沖縄であがっている声が本来の道なんだ」と強調した。
 貧困、福祉、年金問題など課題解決に向けて「県や市町村だけでは限界がある問題には、国として制度を作り補っていく。県民に寄り添って、民意をしっかりと国会の場で示し議論していきたい。沖縄だけの問題だと言われないようにしたい」などと意欲を見せた。
 安里氏は、「イデオロギー闘争を終わらせ、右でも左でもなく前へ沖縄の政治を進める」として、半世紀先の沖縄を見据えた自立型経済の構築や辺野古問題の現実を政府へ伝えるなどと有権者へ訴えたが、掲げた政策を十分に浸透させることができず、得票を伸ばすことができなかった。
 …………………………
 高良鉄美(たから・てつみ) 1954年1月生まれ。65歳。那覇市出身。九州大大学院法学研究科博士課程修了。琉球大名誉教授。専攻は憲法、公法学。オール沖縄会議共同代表。

関連記事

powered by weblio


 

ファイル 21602-1.jpg
全員で手をつなぎ、バンザイ三唱で初当選の喜びを爆発させる高良鉄美氏(中央)と支持者ら=那覇市古島の教育福祉会館

ソーシャルブックマークに登録 Yahoo!ブックマークに登録 はてなに追加 del.icio.usに追加 livedoorClipに追加 niftyクリップに追加 Googleに追加 Technoratiに追加 Buzzurlに追加