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宮古島漁協、累積赤字解消

 






2019/07/13 09時05分配信 - 産業・経済 -

 宮古島漁業協同組合(儀保正司組合長)の第49回通常総会が12日、同漁協で行われた。2018年度事業報告書・貸借対照表・損益計算書及び剰余金処分や19年度事業計画など議案について審議し、原案通り承認した。18年度は固定化債権や事業未収金の回収に取り組んだほかモズク取扱量増加による加工部門、冷凍保管料の増収や外国船調査事業など受入補助金の収益により当期剰余金は5383万3000円を計上。これまでの繰越損失金3826万9000円を差し引いた当期末剰余金は1561万5000円の黒字となった。同組合では15年度までに累積赤字が2億7000万円まで膨らんでいたが、経営努力などにより年々圧縮し18年度で赤字を解消をさせた。
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 18年度事業報告では、水産業を取り巻く環境は漁業者の高齢化や後継者不足など厳しい中、経営状況の改善に向け組合運営を圧迫している固定化債権や事業未収金の回収に取り組んだと説明。事業部門ではモズク取扱量増加により、加工部門や冷凍保管料が大幅な増収となったため事業総利益計画3668万4000円に対し実績は4864万4000円の達成となった。
 購買事業は軽油やモズク関連資材等の販売で収益増に取り組んだ結果、収益計画の593万6000円に対し実績は490万9000円となった。販売事業は買取販売ではアーサの計画的販売に取り組めず、4802万9000円に対し2901万9000円と計画を大幅に下回った。加工事業は増産対策や集荷による搬入量増に取り組んだことで、472万8000円の計画を大幅に上回る5331万5000円の実績となった。
 19年度事業計画では「財務改善計画の9年目で繰越欠損金が解消されたが、また課題の多く残る中、役職員一丸となり、更なる組合員の所得向上へ向けて取り組んでいく」とした。経営重要方針では▽組合運営を圧迫している不良債権の回収強化を図る▽モズク、ソデイカ、マグロ、アーサ等の販売拡大を積極的に図る▽漁船保険、漁協の共済、漁獲共済の推進を図る―などを掲げている。

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通常総会で2018年度事業報告などを審議した組合員ら=宮古島漁業協同組合

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