記事一覧

宮古島商工会議所長年の負債を完済

 






2019/06/28 09時03分配信 - 産業・経済 -

 宮古島商工会議所(下地義治会頭)の第89回通常議員総会が27日正午から同会議所で開かれ、2018年度の事業報告及び決算報告の中で、03年度決算時に発覚した未収入金により発生した負債が、16年間に及ぶ自助努力により完済されたことが示された。負債を克服したことで同会議所では今後の組織運営に「明るい展望が開ける」としており、内部的には会員の充実、外に向けては従来の活動に加えて観光受け皿の整備等に努めたいとしている。
続き
 総会で下地会頭は、総括として「10月の消費税の10㌫増税や来年の東京五輪開催に伴い、外国人観光客のインバウンド需要の伸びと消費喚起の動きが大きくなっている。そうした中、宮古圏域ではみやこ下地島空港が開港し、成田・関空の国内線や香港・韓国・台湾など国際線も就航予定で、その効果で観光客も増加が予想されるなど国際的アイランドに変貌を遂げつつある。しかし一方で急激な変化に受け入れ態勢の整備が追い付かないのが現状で、関係機関の連携が求められている。そういった中、当会議所ではマル経資金の活用と開業率、起業率を上げるべく各種セミナーを開催。販路拡大や雇用対策・創業支援に努めてきた。今後も人・物の動きの活発化により商工会議所の役割は大きく、市のポテンシャルを生かし、好機を逸することなく、先見性を持った事業展開に努めることで、信頼される商工会議所を目指したい」と述べた。
 次いで18年度の事業報告と決算報告が行われ承認されたが、その中で、03年に同会議所で一部役員による不祥事が発覚。多額の未収金が計上され、組織の負債として対応が示された。以後、役員個人からの返済を含めて年度毎に負債の圧縮として、事務手数料収入からの補填など、内部努力による補填といった自助努力が重ねられた結果、返済開始から16年を経た19年3月で負債を完済したことが示された。
 長年の懸案の克服に同会議所の砂川恵助専務理事は「内部の自助努力もあったが、歴代の役員、会員の理解と協力に支えられた。重しが取れたことで、運営も活動も弾みがつく。著しい経済変化が訪れるなか、今後も商工会議所の役割を果たしつつ、地域振興に役立つよう努めて行きたい」としている。

関連記事

powered by weblio


 

ファイル 21494-1.jpg
負債の完済などが示された商工会議所総会=商工会議所

ソーシャルブックマークに登録 Yahoo!ブックマークに登録 はてなに追加 del.icio.usに追加 livedoorClipに追加 niftyクリップに追加 Googleに追加 Technoratiに追加 Buzzurlに追加