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市議会懲罰特別委員会、上里氏に3日間出席停止

 






2019/06/14 09時05分配信 - 政治・行政 -

 宮古島市議会(佐久本洋介議長)の議員上里樹氏に対する懲罰特別委員会(高吉幸光委員長)は13日、開会した6月定例会で「公開の場での陳謝」とする審査結果を報告したが、上里氏が「今回の懲罰は不当であるため拒否する」と陳謝文の朗読を再三、拒否した。このため再動議により懲罰特別委員会が設置され、委員会の報告を受けた採決の結果、賛成多数で「一定期間の出席停止」が上里氏に科されることが決まった。出席停止の期間は同日から3日間。
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 これを受け上里氏は「議会制民主主義が完全に機能しない議会になってしまった。市民の声を代弁するのが議員。私の感じたことの表現が不穏当だというが、その根拠を示さないまま懲罰にかける。多数による懲罰のための懲罰という印象だ」と感想を話した。
 さらに、「市長に追従する議会は必要ない。今後、市民がそれをどう考えるか。本来のあるべき姿を取り戻すため市民と一緒に取り組んでいきたい」と強調した。
 再設置された懲罰特別委員会では、委員の指名により高吉氏が委員長に就任。副委員長に濱元雅浩氏を指名した。懲罰については「そもそも懲罰に値しなかったと思うので反対」「議員は議会の議決を尊重すべき。拒否したことは懲罰の対象になる」などの意見が出され、採決の結果、賛成多数で前回より重い一定期間の出席停止を科すことを決めた。期間は、「2日」「3日」「4日」とする意見が出され、採決で3日間と決まった。
 開会した定例会の冒頭に行われた1回目の委員長報告のあと上里氏が「この懲罰は発言が地方自治法、会議規則のどこに抵触するのか、その根拠が示されない不当なもの。議会史に汚点を残す重要な問題。議員の賢明な判断をお願いする」などと訴えた。討論のあと挙手採決が行われ、賛成多数で陳謝を科すことが決まった。これを受け、佐久本議長が登壇の上陳謝文を朗読するよう3度求めたが上里氏はいずれも拒否。これにより議員から懲罰特別委員会の設置を求める動議が提出された。
 懲罰の種類は▽戒告▽陳謝▽一定期間の出席停止▽除名―の4つとなっており、1回目の懲罰特別委員会を踏まえて決定した「公開の場での陳謝」を上里氏が拒否したため、2度目の懲罰特別委員会ではさらに重い一定期間の出席停止を科すことが決まった。
 再度設置された懲罰特別委員会の委員は次の通り。
 高吉幸光(委員長)、濱元雅浩(副委員長)、下地信広、新里匠、下地勇徳、平百合香、我如古三雄、平良和彦、仲里タカ子、國仲昌二

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賛成多数で上里氏に「3日間の出席停止」を科すことと決定した市議会6月定例会本会議=市議会議場

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