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サシバの森づくり学ぶ、結の橋学園きょう活動スタート

 






2019/05/17 09時02分配信 - 科学・環境 -

 きょう17日に行われるサシバの森づくり活動 (サシバの森協議会主催) に向けた事前学習会が15日、 伊良部島小中学校 「結の橋学園」 (宮城克彦校長) で開かれた。 宮古野鳥の会の仲地邦博会長と日本自然保護協会生物多様性保全部の出島誠一部長が講師を務め、 サシバの生態や生活史、 飛来数などについて説明し、 子どもたちがサシバの森の必要性や保護について学んだ。
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 仲地会長は 「サシバの住みやすい環境は、 人間にとっても住みやすい環境。 出来ることからすぐやらないと環境は良くならない。 みんなでサシバの森をつくろう」 と呼びかけ。 出島部長は 「豊かな自然環境を未来へ引き継ぐために結の橋学園のみんなと一緒に取り組みたい。 また、 今月末に栃木県の市貝で初開催される国際サシバサミットが来年10月には、 宮古島で開催される。 宮古島から世界に向けてサシバの保護を呼びかけよう」 と話した。
 学習会を通して5年生の長嶺勝輝くんは 「サシバのことは知っていたけど、 知らないことも多かった。 みんなでサシバを大切にしていきたいと思った。」、 7年生 (中学1年) の国吉琉樹さんは 「サシバのことがよく分かりいい体験となった」 と述べた。
 きょう17日は、 伊良部島と下地島を結ぶたいこ橋付近の市有地を活用し、 サシバの森づくり活動を本格的にスタートする。 同市有地は、 同会の調査により島内にて越冬するサシバ 「すまばんだか」 の生息地となっているが、 ゴミが散乱し、 侵略外来種となるギンネムが多く見られサシバにとって良い環境ではない。 今回の森づくり活動では、 結の橋学園の5年生40人、 三菱地所グループ50人で不法投棄されたゴミの片付けやギンネムの除去などをボランティアにて行う。
 同協議会は、 公益財団法人日本自然保護協会、 宮古野鳥の会、 県、 市、 県立伊良部高校、 市立結の橋学園、 伊良部地域づくり協議会、 三菱地所などにより2018年度に設立された会。
 宮古諸島は、 サシバの一大中継地点になっており、 その9割が伊良部島・下地島に飛来する。 70~80年代前半には4万羽前後が確認されていたが、 近年は1万羽を下回る年も少なくない。 同協議会では 「サシバの森づくり基本計画」 を策定し、 サシバの保全活動を行なっていく。
 基本計画では、 「サシバの生息環境の保全」 「生物多様性の保全」 「宮古島の子どもたちへの自然環境の貴重さを理解し誇りを持つ機会の提供」 などを掲げている。

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真剣な様子で話しを聞く5年生と7年生 (中学1年) の生徒ら=結の橋学園

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