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宮古上布後継者育成事業、伝統技術継承に意欲

 






2019/05/11 09時02分配信 - 産業・経済 -

 宮古織物事業協同組合 (代表理事・長濱政治副市長) は10日、 宮古上布後継者育成事業の2018年度閉講式及び19年度開講式を市伝統工芸品センターで実施した。 出席した関係者が1年間の製織研修を終えた松岡則子さん、 下地久美子さん、 砂川歩美さんを祝福するとともに、 さらなる精進に期待を寄せたほか新規研修生として1年間、 製織を学ぶ南澄恵さん、 小禄有美子さん、 三代眞平さんの活躍を祈念した。
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 はじめに長濱副市長は、 修了生に 「修了おめでとう。 今後も伝統的な宮古上布に関係する誇りと自信を持って取り組んでほしい」 と期待を寄せ、 研修生には 「頑張ればできる。 先生の指導のもとにしっかりと頑張ってほしい」 とエールを送った。 県宮古事務所の稲福具実所長は 「優れた伝統工芸の技術習得に精魂込めて取り組んできた修了生のみなさんは日々精進して技術の継承、 後進の育成にも尽力されることを期待する。 1年間研修されるみなさんには、 この機会に貴重な伝統技術を習得し実り多い成果を収めることを祈念する」 と祈念した。
 佐久本洋介市議会議長が 「地道で長い修業がまだまだ続いていく。 研修の経験を生かして頑張ってほしい。 研修生には、 1年間で習得できる技術を生かして活動を続け、 伝統の後継者として技術を磨いていってほしい」、 楚南幸哉商工観光部長が 「修了生のみなさんが今後、 上布の後継者として大いに活躍するよう祈念する。 研修生のみなさんには将来の上布を担う人材としての活躍を期待している」 とそれぞれ激励した。
 長濱副市長から1人ひとりに修了証書が授与され、 代表で松岡さんが 「この研修で習ったことを生かして織を続けていきたい。 1年間楽しく学べたことを周囲の先生方、 関係者にお礼申し上げる」 と意欲を見せた。
 同事業は伝統工芸品宮古上布の各工程の技術者確保を最終目的とした、 基礎技術習得者の養成を目標としたもの。 19年度研修生たちは本村三子さんを講師に同日から来年3月17日まで製織を学ぶ。 本村さんは 「本当に集中して織らないと検査に合格できない。 来年の今頃は上布の部屋にあがれるよう頑張ってほしい」 と呼びかけた。
 19年度研修生を代表して南さんは 「令和元年の記念すべき年に研修できて嬉しい。 伝統の技を細かく教えていただくことを非常に楽しみにするとともに激励を受けて身の引き締まる思い。 教えていただいたことをしっかりと身に付け、 成果を残していけるよう1年間頑張りたい」 と意気込みを語った。

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伝統技術の継承に意欲を見せる (前列右から) 砂川さん、 下地さん、 松岡さん、 三代さん、 小禄さん、 南さんら=市伝統工芸品センター

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