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宮古上布、松堂さんら講習終了、伝統伎の伝承に意欲

 






2019/04/25 09時01分配信 - 文化・芸能 -

 宮古上布保持団体 (新里玲子代表) の事業である伝承者養成講習の2018年度閉校式及び同19年度開校式が市城辺庁舎で行われ、 図案・手括りで松堂由樹さん、 洗濯・砧打ちで根間亮次さんが講習を終了。 新たに19年度は4部門で7人が伝統工芸の技習得に臨む。
 講習の終了にあたって新里代表から修了証を受けた松堂さんは、 挨拶で時折涙ぐむなど伝統工芸の技習得の厳しさをにじませながらも 「7年間の間には何度かくじけそうになったが、 周囲に支えられ現在は続けてよかったとの思いです」 と喜びを語っていた。 根間さんは都合で出席できなかった。
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 新たに伝承者が誕生したことについて新里代表は「生産販売という観点では宮古上布を取り巻く状況は極めて厳しいが、 私たちの目的はあくまで伝統ある技の伝承。 生活の糧とは縁遠い伝統上布の技習得だが、 それに拘ることなく郷土愛、 上布愛に根差した伝承に努めていただけたら幸い」 と期待を寄せた。
 また松堂さんの指導にあたった下地達雄さんは 「14歳から上布生産に携わってきたが、 技術伝承という意味ではまだ完全な域には達していない感がする。 もう一段階上げることで伝承の仕上げになると思うが、 伝承の心意気を持ったみなさんの広がりはいいこと。 できうる限りは持っている技術の指導伝承に努めたい」 と伝承サポートに意欲を見せていた。
 新年度は図案・手括りに3人、 染色2人、 織りに3人、 洗濯・砧打ちに1人、 計9人が技習得に臨む。

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伝統技伝承に意欲見せる松堂さん (中央) と新里代表 (左隣) に講師の下地さん (後列左から二人目) =市城辺庁舎

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