記事一覧

下地島空港 国検疫指定校に指定

 






2019/04/20 09時05分配信 - 産業・経済 -

 農林水産省は先月29日に下地島空港を家畜伝染病ならびに植物防疫法に基ずく検疫上の指定港に指定した。 これは下地島空港の海外路線就航が実現する見通しとなったことから、 肉用子牛の生産地である宮古地区において、 同空港の動物検疫上の水際防疫体制を強化整備することとなったもので、 指定化を要請していた宮古島市の下地敏彦市長は防疫懸念を払しょくするものと喜んでいる。 下地島空港の防疫港指定は平良港に次ぐもの。
続き
 下地島空港の防疫指定港指定は19日、 沖縄県の長嶺豊農林水産部長と農林水産省動物検疫所沖縄支所の鈴木一弘支所長ら国・県の関係者が宮古島市の下地市長を訪問し報告したもの。
 席上、 長嶺部長は防疫の現状について 「中国をはじめとする周辺諸国では、 口蹄疫やアフリカ豚コレラ等の家畜伝染病が継続的に発生している中、 インバウンドの増加による県内への家畜伝染病侵入リスクは極めて高い」 と強調。 その認識から国・県は下地島空港の海外路線就航について防疫上の警戒感を強めており、 今回の防疫指定港指定に至った経緯を説明した。
 これに指定港化要請を行ってきた下地市長は 「伝染病の侵入があると宮古島の畜産業は立ち行かなくなる状況だけに、 空港という水際で防ぐことが出来れば幸い。 生産者の安心にもつながる」 と懸念払しょくに感謝と安ど感を示していた。
 動物検疫は、 家畜伝染病予防法に基づき、 輸入される動物・畜産物等を介した家畜伝染性疾病の国内への侵入防止などを図り、 国内の畜産業の振興と食料安定供給の確保を目的としており、 国の動物検疫所が実施している。
 指定後の対応として、 下地島空港と平良港については農林水産省動物検疫所沖縄支所が検疫業務を行う。 同支所では現在も外国からクルーズ船が直接寄港する際は、 係員が出張で沖縄本島から平良に出向き検疫業務を行っているが、 寄港の回数は年を追って増加しており、 加えて下地島空港と直行便で結ぶ計画が香港と上海など予定されていることから、 同支所では係員の宮古常駐を検討しており、 国への予算要求の見通しがつき次第、 常駐を実現したいとしている。

関連記事

powered by weblio


 

ファイル 21187-1.jpg
長嶺県農水部長 (右から2人目) から防疫港指定説明を受ける下地市長 (同3人目) =市役所平良庁舎

ソーシャルブックマークに登録 Yahoo!ブックマークに登録 はてなに追加 del.icio.usに追加 livedoorClipに追加 niftyクリップに追加 Googleに追加 Technoratiに追加 Buzzurlに追加