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一般質問最終日「罪人扱い発言」で空転、流会

 






2019/03/28 09時05分配信 - 政治・行政 -

 開会中の宮古島市議会 (佐久本洋介議長) 3月定例会一般質問5日目の27日、 平良港で陸上自衛隊が車両配備のため利用した際に抗議した市民団体を警察が排除したことについて、上里樹氏 (共産) が 「なぜ市役所は市民を罪人扱いし排除したのか」 と追及。 この発言に下地敏彦市長は事実誤認があるとした上で 「罪人扱いの発言の撤回と謝罪しないかぎり答弁できない」 と拒否したことから約5時間にわたり空転。 この間、 佐久本議長が調整を図ったが、 上里氏は発言の撤回と謝罪に応じることが出来ないと態度を変えず、 これに与党議員は、 このままでは議場に入れないとしたため午後4時に流会した。 最終本会議の28日は午前10時に開会するが、 正常化へ向けて佐久本議長は 「与党議員を説得したい」 と話した。
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 この日、 1番手に登壇した上里氏は自衛隊配備についての中で、 陸上自衛隊の車両配備に民間の平良港を利用したことに疑問を呈し、 「市役所は市民と丁寧に話し合うことも説明することもせず、 警察に排除を依頼するという残念な対応をした。 市役所はなぜ、 市民を罪人扱いし排除したのか」 と質問した。
 この発言に対し、 下地市長が休憩を求め (内容に) 事実誤認あるとして 「職員の名誉のためにも発言の撤回と謝罪を求めたい」 と述べた。 このあと休憩中に与野党議員からの発言や、 下地市長が答弁に立った下地康教建設部長を制するなどの緊迫した状況となった。
 再開後、 あらためて下地市長は 「上里氏の質問のなかで2点事実誤認がある。 職員は港湾施設で抗議する市民団体に繰り返し、 通行を妨害しないよう丁寧に説明した。 それが事実。 市民を罪人扱いし排除したような発言があるが、 職員は円滑に実施するために繰り返し説得したが、 それが聞き入れられなかった」 と反論した。
 下地市長の発言の撤回と謝罪の求めに上里氏が応じなかったことから、 打開収集のために午前11時頃に休憩に入り、 佐久本議長による上里氏や与党議員らとの話し合いなどの調整が行われた。 その間一般質問はできず答弁する職員は待機する状態となり、 時間が過ぎるなか歩みよりもなく、 この日の一般質問は午後4時に流会となった。
 午後4時に開会した議場には与党議員が欠席。 佐久本議長は 「定足数に達しないので、 きょうは流会します」 と述べた。 この状況に眞榮城徳彦氏が 「この事態に陥っていることに対し、 議長は説明する責任がある」 と詰め寄った。 これに佐久本議長は 「与党議員からも発言がおかしいということがあり、 上里氏も謝罪しないということなので、 (調整したが) 与党議員は謝罪しないと入れない」 と説明した。
 予定していた眞榮城氏、 山里雅彦氏、 棚原芳樹氏の一般質問は最終本会議の28日に行われることとなった。 2019年度一般会計など議案の採決が予定。 流会後、 報道陣の取材に佐久本議長は与党議員を説得した形で正常化に持っていく考えを示した。

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一般質問で追及する上里氏

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上里氏の発言に対して撤回と謝罪を求める下地市長 (左) =市議会議場

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