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宮古島文学賞森田さん、佐鳥さん表彰

 






2019/03/05 09時03分配信 - 文化・芸能 -

 宮古島市文化協会 (大城裕子会長) 主催の 「第2回宮古島文学賞授賞式並びに祝賀会」 が3日、 市内のホテルで行われた。 全国からの応募80作品の中、 「みなさん先生」 で一席に輝いた森田たもつさん (59) =宮古島市=、 「紺碧のサンクチュアリ」 で佳作の佐鳥理さん (40) =東京=に賞状と記念品が贈られた。 森田さんは昨年の佳作に次いで一席の受賞。 式には選考委員長の椎名誠さん (作家)、 委員のもりおみずきさん (児童文学者) と大城貞俊さん (作家・詩人) も出席し講評を述べながら今後の執筆活動に期待を込めた。 会場には関係者が参列し2人の受賞を祝福した。
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 授賞式であいさつした大城会長は、 森田さんと佐鳥さんを祝福した上で森田さんの作品に 「『島』 というテーマにふさわしい。 時間と空間、 縦と横の広がりのなかで文章力も優れており、 このような素晴らしい作品が1席に選ばれたことを大変うれしく思う」 と述べた。
 佐鳥さんの作品については 「海の中の世界など様々な色で彩られて美しい。 夢のような美しい世界と現実との前で主人公や登場人物がそれぞれ自分自身を見つけていく。 そういうさわやかな作品だった」 と紹介。 また 「(授賞式出席のため) 初めての宮古島で、 今後の創作に活かせるような材料を拾い上げていただきたい」 と次回への応募にも期待を込めた。
 下地敏彦市長は 「テーマである 『島』 は多くの人々の創作意欲をかき立てるキーワードとして大きな意味を持っており、 2人の作品はテーマに即した感性豊かなものとなっている」 などと祝福した。
 森田さんは 「今回一席になったことは大変うれしく思う。 この作品を書くにあたっては世界の中心に宮古島を置いて広い空間の中で書こうと思っていたので、 テーマの 『島』 に結びついた。 これからも宮古島のことを書いていきたい」 と述べた。 佐鳥さんも感謝の言葉を述べ、 「これからも自分が納得できる作品を書いていきたい」 と創作活動に意欲を見せた。
 椎名さんは講話も行い、 講評ではもりおさん、 大城さんとともに選考を振り返りながら森田さんの作品を高く評価し、 佐鳥さんの作品については一席に足りない部分を指摘し、 次回への応募に期待を寄せた。
 森田さんの作品はブラジル移民の仲村正春が25年ぶりにふるさとの宮古島に戻った。 終戦まで離島の那小島の小学校で教師をしていた。 いとこの息子と孫の順平に教え子を台湾に疎開させたことや引き揚げ船の遭難で教え子を亡くしたことなどを話す。 順平はその後おじいの意思を継いで教師になるなどの物語となっている。

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第2回宮古島文学賞の賞状授与を受けた森田さん (前列中央)、 佐鳥さん (同右から2人目) ら=3日、 ホテルアトールエメラルド宮古島

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