オリオンビール (與那嶺清社長) は7日、 宮古島市 (下地敏彦市長) にオリオン麦職人宮古諸島限定デザイン缶 (350㍉㍑) の販売売上の一部を寄付金 (28万7208円) として贈った。 営業戦略部営業戦略課主任の福永哲也さんから寄付金贈呈の趣旨などを聞き、 目録を受け取った長濱政治副市長は感謝の言葉を述べた。
続き
同社では、 昨年3月から商品を通して宮古地域を盛り上げようと宮古諸島の伝統文化、 自然をモチーフにしたオリオン麦職人宮古諸島限定デザイン缶を発売。 デザインはパーントゥやサシバなど宮古地域の特徴的な自然や文化をモチーフに賑わいを演出したという。
販売に際しては売上の一部を宮古地域の自然、 文化保全活動に役立てたいとして1本1円の寄付活動を実施。 1万1967ケース (28万7208本) が販売されたことも説明された。
福永主任は 「宮古と名護でオリオン麦職人の売り上げが良いので、 宮古諸島限定デザイン缶で販売した。 開始から短期間で完売し、 地元住民のほか観光客からも好評だった」 と話した。
長濱副市長は、 オリオンビールのトライアスロン宮古島大会などへの協力にも感謝し、 今回は伝統行事である平良島尻のパーントゥやサシバ、 海の生き物などのデザインも喜んだ。 寄付金は趣旨に沿って文化活動などに使っていく方針。