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宮古島市上野でイチゴ栽培、今月末にもイチゴ狩り

 






2019/01/09 09時04分配信 - 産業・経済 -

 宮古島市上野でイチゴを栽培する施設園芸農家の平良繁和さん。 試験的に4年間取り組んできたが、 ことしは本格的な高設栽培で生産量を増やしており、 今月末頃には 「イチゴ狩り」 を始めようとしている。 現在は市内の農産物直売所で販売しており、 島外出荷はせず最も甘い完熟を地元住民や観光客に味わってもらいたいという。
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 今年は良い香りが特徴の品種 「かおり野」 を栽培しており、 2・5㌃のハウス内はイチゴの香りが漂っている。 高設栽培は1㍍ほどの高さにシートを張って土を入れてかん水チューブを通すが、 イチゴ狩りをしやすく農家も腰を曲げずにすむため作業がしやすい。 12月末から収穫が始まり5月頃まで続く。
 この時季、 本土なら暖房を使うが宮古では必要ないためコストを抑えられ、 12月~2月は受粉から3週間、 3月には10日ほどで実る。 収穫後の追熟では十分に甘みが乗らないとして、 平良さんは木に付けたまま完熟させる。 日持ちはしないため島外には出荷せず 「地元で一番甘い状態で食べてもらうにはイチゴ狩りが良い」 と話す。
 課題は苗作り。 イチゴは親株から伸びたランナー (蔓) を取って新苗にするが、 冬季は簡単にできるものの夏季は一度低温を体験させないと実の付き方が悪いため暑い宮古では大型冷蔵庫がないと難しく、 今は苗を本土から購入している。 「手間ひまはかかるが栽培自体は他の野菜と同じでそれほど難しくない。 苗が作れればもっと生産を増やせる」 という。
 元々はメロンとトウガンを栽培しているが 「もっとフルーツをやりたい。 食べた人からの反応が早く、 喜びを直接感じられる」 と平良さん。 沖縄本島でできるなら宮古でも作れるとイチゴ栽培に挑戦。 他にもパイナップルやマンゴー、 ドラゴンフルーツ、 シークワーサーも作っている。
 農業体験の受入も行っており 「宮古はまだ冬の遊びが少なく、 もっとお客さんを喜ばせたい。 観光客は沖縄でフルーツを食べたいと思っている。 フルーツには可能性がある」 と話していた。

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良い香りが特徴のイチゴ「かおり野」=上野、 平良繁和さんのハウス

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イチゴを取りやすく農作業も楽だという高設栽培

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