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15~16世紀の生活跡、保里遺跡発掘を市民に説明

 






2018/12/25 09時01分配信 - 文化・芸能 -

 宮古島市教育委員会 (宮國博教育長) は23日、 道路拡張工事に伴い発掘調査が行われている平良西仲宗根の保里 (ふさてぃ) 遺跡の現場説明会を行った。 15~16世紀の建物跡をはじめ廃棄土抗からは魚やウミガメ、 動物の骨、 貝殻、 また多種多様な陶磁器や土器など当時の人々の生活の様子がうかがえるものが出土しており、 参加した多くの市民が説明に耳を傾け地域の歴史を学んでいた。
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 市教委文化財係の久貝弥嗣さんが調査現場を説明。 廃棄土抗 (ゴミ捨て場) は4カ所確認され、 最大のものは長辺7㍍、 短辺3㍍の楕円形をしており、 食糧と見られるブダイやタマンなど魚の骨、 サザエや二枚貝の殻、 ウミガメ、 牛または馬の骨などが出土。 中国製の陶磁器や沖縄産の焼き物も多数出ており、 中にはめずらしい椀型の土器の破片もあった。
 柱を立てた跡とされる掘立柱建物跡も多く見つかり、 穴が規則的に配置されていることから建物のプランが想定できるという。 久貝さんは 「3~5年の頻度で何度も建て替えたことがうかがえる。 柱を固定するため穴にかませる石が出ていない」 と説明した。
 今回の発掘調査では14世紀の古いものも見られるが、 15~16世紀の遺跡が主体年代と考えられ、 保里城跡の痕跡を示すようなものは確認されなかったが 「14世紀以後に廃棄土抗や掘立柱建物跡にみられる15~16世紀の集落遺跡として使用されていたことが見て取れる」 としている。

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保里遺跡発掘調査現場を説明する市教委の久貝さん=23日、 平良西仲宗根

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廃棄土抗から出土したウミガメの骨

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