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宮古製糖伊良部工場が操業開始 平均糖度13・80

 






2018/12/20 09時07分配信 - 産業・経済 -

 宮古製糖伊良部工場 (池間邦雄工場長) の2018/19年産サトウキビ製糖操業が19日から始まった。 初日は403㌧の原料が搬入され、 平均甘蔗糖度は13・80度だった。 宮糖や行政、 農協、 運送などの関係者による製糖開始式が行われ、 今製糖期の豊作と期間中の無事故無災害を祈願した。 宮古地区では宮糖多良間工場が17日から操業を開始しており、 宮糖城辺工場は来年1月11日、 沖縄製糖宮古工場は1月17日を予定している。
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 製糖開始式は午後1時から行われ、 宮糖の安村勇社長をはじめ下地敏彦市長ら関係者が今期最初の原料をコンベアに投入した。 安村社長は 「11月の会議では製糖開始できるか心配していたが徐々に登熟も上がってきた。 農家手取を確保するため12月中旬での開始となった。 台風や干ばつの被害を受けながら、 農家が肥培管理してきたサトウキビを全量もれなく収穫し、 工場は糖分を回収したい。 無事故無災害、 輸送中の安全運転・航海に努めてほしい」 とあいさつ。
 来賓の下地市長が 「台風で甚大な被害を受け、 その影響が懸念されたが農家の努力で回復している。 サトウキビを取り巻く環境は自然災害だけでなく高齢化などで厳しい。 市としても機械導入や生産基盤整備など各施策に取り組みたい」 と祝辞。 県宮古農林水産振興センターの大村学所長 (代読) が 「伊良部では建設中の国営かん排事業により地下ダムが利用でき、 近い将来水無し農業からの脱却が実現する。 県も関係者と連携して基盤整備など農家がサトウキビを安心して生産できる施策に取り組みたい」 と述べた。
 初日の成績は基準糖度帯 (13・1~14・3度) が40・38%、 基準以上が30・81%、 基準以下が28・81%。 1㌧当たりの平均手取り額は2万1467円。 ハーベスターの予約率は84%。 4月上旬までの操業を見込んでいる。 今期は7月の台風8号、 9~10月の台風24・25号などの被害を受けたものの、 その後は順調に回復しており、 生産量もほぼ平年並と予想している。
 生産量は同工場が5万2000㌧ (前年実績5万8253㌧)、 宮糖城辺工場が10万1500㌧ (同11万2157㌧)、 宮糖多良間工場が2万3400㌧ (同2万5410㌧)、 沖縄製糖宮古工場は12万3000㌧ (同12万6072㌧)、 宮古地区全体で29万9900㌧が見込まれる。

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製糖開始式で今期最初のサトウキビ原料を投入する関係者たち=宮古製糖伊良部工場

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