【多良間】多良間村コミュニティまつり (主催・同村教育委員会) が1日、 同施設で開催された。 「べーたが島ぬ 地域学習 ここから発信」 をテーマに村民が生涯学習講座や文化活動などの成果を発表。 児童生徒の作品も展示された他、 各団体のバザーも賑わっていた。 また 「教育の日」 として教育功労者や善行児童生徒を表彰した。
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開会式では池城三千雄教育長が 「2階研修室では児童生徒の作品が展示され、 がんじゅう学級の塗り絵教室はカレンダーを作っていた。 婦人学級のフラワーアートは本物の花かと思うほど素晴らしいできだった。 コミュニティ施設は村民の生涯学習、 文化活動の拠点として地域住民の日常生活・教養の向上、 健康増進活動、 各種講座や研修会などを開催してきた。 きょうは祭りを楽しんでほしい」 とあいさつ。
舞台発表は青年会の太鼓で始まり、 琉球舞踊穂花会亀浜美智子練場が 「かぎやで風」 を踊った。 三線講座の小学生は 「きらきら星」 「かえるの歌」 を演奏しながら合間に八月踊りの 「総引き」 も弾いて会場を盛り上げ、 方言講座の児童たちはことわざ辞典やなぞなどを発表。 村老人クラブ連合会の踊りや舞踊愛好会の日本舞踊、 中学生のホームステイ報告や合唱、 民謡研究所の三線演奏などが次々と披露された。
文化功労賞は長年八月踊りの継承発展に尽くした仲間精一さん、 洲鎌哲さん、 諸見里朝仁さん、 垣花春夫さんに贈られた。 善行児童生徒は佐和田稀央さん (小6) と親里妃呂奈さん (中3) が表彰された。
会場周辺ではEM愛好会や婦人会、 多良間小児童会のバザーが行われ、 多良間村漁業組合は鮮魚を販売していた。