記事一覧

多良間村で介護保険ゼミナール

 






2018/12/01 21時02分配信 - 健康・暮らし -

【多良間】多良間村 (伊良皆光夫村長) の介護保険ゼミナールが先月30日、 同村役場で行われた。 NPO法人全国コミュニティライフサポートセンターの木村利浩さんが調査した多良間で介護を受けずに生活する高齢者の事例を紹介しながら、 畑仕事等の生きがいや住民同士の支え合いなどを地域の 「宝」 として年をとっても暮らしやすい村づくりを提案していた。
続き
 木村さんは先月26~29日に独居高齢者を調査。 「地域包括ケアは高齢になってもできるだけ住み慣れた地域・家で暮らし続ける仕組みづくり。 制度やサービスを充実させる一方、 80~90歳になっても元気に自宅で暮らし続ける生活を見せてもらった。 近所に困った人がいれば必ず誰かが手を差し伸べる。 住民同士のつながりに基づく様々な支え合いは 『多良間村のお宝』 に認定したい」 と話した。
 調査を行った87歳の糸洲ツルさんは自分で栽培した野菜を子や孫、 友人に分け、 ゲートボールやカラオケ愛好会などを楽しんでおり、 「毎日畑仕事をするのは普通のこと。 できることは自分でする。 自分で食事を作れるうちは家を離れたくない。 苦労して建てた家なので生きている限り守りたい。 畑、 ゲートボール、 カラオケ、 友だちとのおしゃべりが元気の秘訣」 と話していたという。
 85歳の當間セツさんは自宅庭で苧麻を栽培して糸績みを行っており、 「母親が機織りや藍染をやっていたので子どもの頃から苧麻をやっていた。 糸を作って売っており、 これが私の仕事。 足が痛いので杖を使っているが、 力仕事は近所のいとこが手伝ってくれる。 1歳年下の友だちも時々家に手料理を持ってきてくれる」 と話したことを紹介。
 木村さんは隣り近所で支え合う関係について 「冠婚葬祭の互助、 伝統的な祭祀や行事を大切に守り、 道路や水路の維持管理等の共同作業などの積み重ねがある」 とした上で 「多良間のお宝を生かして 『高齢になっても暮らしやすい村づくり』 を進めては。 高齢者も若者も一緒に話し合い、 考えて 『年をとっても日本一暮らしやすい島』 として全国にその名を轟かせよう」 と提案した。

関連記事

powered by weblio


 

ファイル 20522-1.jpg
介護保険ゼミナールで村内高齢者の調査を報告する木村さん=先月30日、 多良間村役場

ソーシャルブックマークに登録 Yahoo!ブックマークに登録 はてなに追加 del.icio.usに追加 livedoorClipに追加 niftyクリップに追加 Googleに追加 Technoratiに追加 Buzzurlに追加