市立北中学校 (友利直喜校長) で21日、 「思春期講座~性の多様性について」 と題した講話が行われた。 レインボーハートプロジェクトOKINAWAの竹内清文代表が講師を務め、 LGBTについて説明。 生徒らに 「自分らしさを大切に」 するよう訴えた。
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同講話は自他の生命を尊重し思いやりのある生徒の育成を図るとともに多様な性について理解を深め、 自己肯定感を高め互いの個性を認めあい伸ばそうとする態度の育成を図ることを目的に行われた。
竹内さんは自身がLGBTであることを、 「小学校高学年から気づき始めたが中学や高校ではだれにも相談することができなかった。 大学の時にカミングアウトを行い、 長い時間がかかったが両親にも理解してもらえた」 などと説明した。
また、 「LGBTの人たちはカミングアウトすることで将来社会的に不利になったりいじめられたり、 変な目で見られるのが怖いなどの理由からだれにも相談できずにいることがある。 『男らしさ』、 『女らしさ』 より 『自分らしさ』 を大切にしてほしい。 周りと違っても大丈夫。 自分の好きなことを大切にしてほしい。 また、 自分と違う周りの人たちのことも大切にしてほしい」 と訴えた。