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県青年農業者会議意見発表で大浦邦仁さん最優秀

 






2018/11/08 09時07分配信 - 産業・経済 -

【那覇支局】県農林水産部 (島尻勝広部長) 主催の2018年度県青年農業者会議が6日午後、 那覇市の県男女共同参画センターてぃるるで行われた。 意見発表・プロジェクト発表の2部門で県内5地区の代表弁士9人が堂々と発表した。 審査の結果、 「島で愛される人材になりたい!」 と題して意見発表した宮古島市下地来間の大浦邦仁さん (35、 野菜) が最優秀賞に輝いた。 「サヤインゲン栽培における3畝・4畝の作業性と収益性の比較検討」 と題してプロジェクト発表した砂川啓さん (28、 市平良西里、 野菜) は奨励賞となった。
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 大浦さんは 「まさか最優秀に選ばれるとは。 名前を呼ばれても一瞬理解できなかった」 としながら、 「受賞は今後の励みになる。 沖縄本島の親戚などに頑張っているのだなと思って貰えるように頑張る。 九州大会では、 これまで協力やアドバイスをくれたみなさんによくやったと言って貰えるような発表をしたい」 と意欲を見せた。 大浦さんは来年夏に佐賀県で開かれる予定の九州大会に県代表として参加する。
 大浦さんは宜野湾市出身。 就職で移り住んだ茨城県で東日本大震災に遭い、 地域の人々と協力して乗り切った体験から、 「人とつながる事によって生まれる心地よさと使命感のようなものを感じることができた」。 そして定年退職で古里・来間島で農業をする父を手伝う中、 「農業という仕事は、 震災の時に感じた地域の人たちと繋がる心地よさを思い出させてくれる」 と実感。 会社を辞め来間で就農する一大決心をし、 準備型研修を経て昨年9月に独立就農した。
 「島の人たちと繋がることで得られるもの、 守れるものを大切にしたい。 過疎化による空き家や伝統行事の継承、 耕作放棄地などの問題があるが、 仕事を求めて島を出る若者や自分と同じ考えを持った人たちが来間島で農業を仕事にしたいと思えるようになれば解決策の一つになると思う。 まだまだ他人に勧められる状態ではないが、 みんながやってみたいと思えるような楽しい農業 『楽農』 を目指してこれからも頑張っていく」 とまとめた。
 同会議は、 農業経営等の改善について研究、 実践している県下の青年農業者が一堂に会し、 日ごろ体験した知識や技術を相互に交換するとともに、 仲間同士の友情を深め、 沖縄の農業の担い手として自信と誇りを培うことを目的として行われているもの。

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最優秀賞の喜びと九州大会への意欲を見せる大浦さん (左) と奨励賞の砂川さん=県男女共同参画センターてぃるる

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