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消滅危機言語継承むけ、24日に方言サミット開催

 






2018/11/07 09時07分配信 - 文化・芸能 -

 国内の消滅危機言語とされる8言語の地域の研究者らが集う 「危機言語・方言サミット」 (主催・文化庁など) が今月24日からマティダ市民劇場で開催される。 基調講演や取り組み事例の報告、 方言の聞き比べを通して言語・方言の継承について関係者が語り合う。 これに先立ち6日、 宮古島市の下地敏彦市長らが会見し、 多くの市民に参加を呼び掛けた。 また、 関連事業として25日には 「鳴りとぅゆんみゃ~く方言大会」 チャンピオン大会が開かれる。
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 同サミットは言語・方言のうち消滅の危機にあるものについてユネスコが2009年に発行した消滅危機言語の内容を踏まえて文化庁が委託した調査研究の最新の成果及び消滅の危機にある言語・方言を抱える各地域の取り組み状況などについて知ってもらい、 共に考えることを通して各地域における消滅の危機にある言語・方言の状況改善につなげる趣旨で開催される。
 国連教育科学文化機関 (ユネスコ) が発表している日本で消滅危機言語とされているのは▽アイヌ語▽八丈語▽奄美語▽国頭語▽沖縄語▽宮古語▽八重山語▽与那国語―の8言語。 第1回は八丈島で開催され、 継続開催を強く求める声が多かったことから第2回からは文化庁などが主体となり開催している。 前回は北海道で開催された。
 メインプログラムは国立国語研究所の田窪行則所長による基調講演や8言語の聞き比べ (宮古方言以外)、 宮古各地の方言の聞き比べ、 沖縄県と宮古島市の方言継承のための取組事例報告などが行われる。
 また、 特別プログラムとしてみゃ~くふつ漫才、 宮古民謡、 みゃ~くふつ落語なども行われる。 当日の会場はマティダ市民劇場で、 誰でも入場することができる。 入場料無料。 時間はメインプログラムが午前10時から午後5時45分。 特別プログラムが午後6時から同6時45分までとなっている。
 記者会見で下地市長は 「危機的な言語ということで8つの言語が指定されている。 宮古島の方言も入っている。 これを継承していくことは言語と地域の文化は表裏一体なので必要。 宮古独特の文化を継承するという意味においても方言を後世に伝承していこう。 文化庁の委託を受けて宮古島でサミットを実施する。 多くの市民に参加してほしい」 と呼びかけし、 市教育委員会の宮国博教育長もあいさつした。

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サミットと方言大会に多くの市民に参加するよう呼びかける下地市長 (中央) と宮国教育長 (左)、 大城会長=市役所平良庁舎

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