記事一覧

保良部落会が自衛隊員家族宿舎誘致で臨時総会

 






2018/11/05 09時02分配信 - 政治・行政 -

 保良部落会 (砂川春美会長) の臨時総会が4日、 保良公民館で行われ、 保良集落活性化に賛同する有志の会が自衛隊配備に伴う隊員家族宿舎誘致等を今年7月に宮古島市に要請したことを議題に住民の意見を聞いた。 昨年12月の臨時総会でのミサイル弾薬庫配備反対決議との整合性を疑問視する指摘があり、 有志の会は他地域でも住民の反対にも関わらず配備が進んでいるとして早めに要望を出すべきなどと主張。 要請の採決を取る案も出たが 「部落を二分したくない」 との意見から行わず、 引き続き問題について考えていくこととした。
続き
 同有志の会は7月24日、 保良集落の過疎対策として陸上自衛隊配備を推進するとともに防衛省の周辺整備事業の活用や家族宿舎を誘致することで地域を活性化させたいと市に協力を要請。 署名活動の結果、 要請には保良部落136世帯中103世帯 (75・7%) が賛同したという。 一方、 同部落会は昨年12月10日の臨時総会で保良鉱山への陸自ミサイル弾薬庫配備の反対を決議している。
 臨時総会は午前9時過ぎに始まり、 要請について意見を聞いた。 出席者からは昨年の反対決議との矛盾や整合性が取れないとする意見があり、 ある住民は 「宿舎は弾薬庫ができれば派生するもの。 弾薬庫なしでは建設されない。 常にセットで別々と考えるのはおかしい。 賛成なら前回決議をどうにかしないといけないのでは」 と述べた。
 有志の会メンバーからは 「前例を見れば国が決めたことは進んでいく。 地域の周辺整備の予算を確保するためにも先を見据えて要請した」 「千代田部落は反対していたが工事は進んでいる。 住民のためになる施設を作って利用した方が良い。 要請に署名した住民の意思は無視できない」 などの意見があった。
 要請に対して部落会長の印鑑を押印するか採決する案が出たが、 「部落が二分する」 「きょう有志会の話を聞いて決議するのは時期尚早。 有志会はもっと情報を出し、 次の総会で正式に決めても良いのでは」 「採決を取れば住民に溝ができる。 互いの考え方を知り、 意見を尊重して進めた方が良い」 との意見から実施しなかった。
 砂川会長は 「部落を二分したくないので話し合いで決めていきたい。 反対決議にも要請にも印鑑は押していない。 署名も尊重するが、 弾薬庫に反対しておいて宿舎を要請するのはどうなのか」 と困惑した様子だった。
 同有志会の仲間寛安会長は 「反対しても周辺地域で基地が建設されるのを見て要請した。 保良の住民が二つに割れてしまえば答えが出なくなってしまう。 きょうは賛否を問うのではなく、 住民が要請をどう思っているか聞きたかった」 と話していた。

関連記事

powered by weblio


 

ファイル 20350-1.jpg
臨時総会で意見を述べる有志の会の仲間会長=保良公民館

ソーシャルブックマークに登録 Yahoo!ブックマークに登録 はてなに追加 del.icio.usに追加 livedoorClipに追加 niftyクリップに追加 Googleに追加 Technoratiに追加 Buzzurlに追加