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「入賞目標に」宮工の吉永君技能五輪へ練習励む

 






2018/11/01 09時04分配信 - 教育 -

 11月2日に沖縄で開催される第56回技能五輪全国大会の木型職種に出場する県立宮古工業高校 (金城透校長) 自動車機械システム科3年の吉永翼君が大会を目前に控え練習に励んでいる。  
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 木型職種は仕様に従って課題図に示された鋳造部品木型の外型を製作する技術を競うもので、 競技は2日間、 10時間にわたって行われる。 加工の全工程をかんな、 のこぎり、 のみ等を用いた手作業で行い、 完成模型の寸法精度は0・1㍉を争うという。 吉永君はこれまで練習で20個近く本体部分を削ってきた。 「突起部分が木口と木端の境目になっていて欠けやすいので難しい」 と語る。
 技能五輪は青年技術者の技能レベル日本一を競う大会で原則23歳以下の選抜者が出場する。 他の出場選手がほぼ社会人で同職種を専門に仕事をしている人が多い中での出場となり、 3年生の吉永君は就職活動や通常の学業をこなしながら練習時間を捻出しなければならないため精神的にも大変だったという。
 それでもここまでやってこられたのは同科の新垣純教諭の存在が大きい。 新垣教諭は吉永君の集中力を切らさないよう練習の手順を組み、 メリハリをつけるよう工夫してきた。 「刃物を入れる順序など本人と相談しながら考えた。 本人のやり方を見つけるまでに時間がかかったが、 手順を確認しながら練習を積むことで作業時間も短縮し、 きれいな曲線が出せるようになった」 と語った。
 また、 吉永君の癖を見ながら作業の方法を見つけるのに時間がかかったといい、 「最初は力を入れて早く終わらせようとしていたため木が割れたりしていた。 そのためわざと時間をかけて仕上げる練習などをして丁寧に作業できるようになってきた」 と振り返った。
 吉永君は 「2年生の時にも出場したが失敗し思うような結果が出せなかった。 今年は新垣先生たちの指導の下頑張ってきて自信がついた。 入賞を目標に頑張りたい」 と意欲を見せた。

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ノミで本体部分を丸く削る吉永君=宮古工業高校

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