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来間島ヤ―マス御願、3プナカ集落内パレード

 






2018/10/31 09時07分配信 - 文化・芸能 -

 五穀豊穣と子孫繁栄を願う来間島の伝統行事 「ヤーマス御願」 2日目の30日、 3兄弟のプナカ (祭祀集団) がそれぞれに伝わる棒踊りなどを踊りながら集落内をパレードした。 引き続き 「雨乞い座」 で祝宴が行われ、 各プナカの踊りが披露されたほか、 八重山郷友会も踊りで参加した。 会場には地域住民や郷友会のほか観光客なども詰めかけ、 脈々と受け継がれる伝統の祭りをカメラやスマートフォンに収めていた。
続き
 パレードは午後1時ごろ、 長男スムリャープナカがヤームトゥの長間盛史さん宅を出発。 次男ウプヤー、 三男ヤーマスヤーが続き、 集落内を踊り歩いた。
 パレード後には雨乞い座で 「ヤーマス祭」 を実施。 ニガズンマによる座開きでツカサ、 ユージャス、 トゥムンマの計7人が 「豊年のクイチャー」 を披露した。 各プナカの棒踊りでは、 勇壮なかけ声とともに激しく棒を打ち鳴らして踊っていた。 ヤーマスヤーの踊りでは力余って棒が折れる場面もあった。 来間小学校の児童4人もエイサーで参加した。
 東京出身で芝浦工科大学大学院1年の吉田英志さんはリサーチのために来島し、 スムリャープナカの棒踊りに初参加。 2日前に約2時間練習したといい、 最後まで踊りきった。 「生まれ故郷には伝統が地域に根を張っているこのような文化はなく、 新鮮でうらやましい。 子どもが生まれたことを地域全体で祝うなど人を育む土壌がある」 と感心しきりの様子だった。
 来間自治会の大浦邦夫自治会長が 「マスムイも無事終わった。 ことしはスムリャープナカ5人、 ウプヤープナカ5人、 ヤーマスヤープナカ5人の計15人の子どもが誕生した。 伝統行事を大切に守っていくことが村の活性化に繋がる。 うまりずまの文化を大切にして協力し住み良い島にしよう」 とあいさつしたほか、 プナカヤームトゥのあいさつではウプヤーの砂川輝夫さんが地域の繁栄を願い、 ヤーマスヤーの上地清得さんの音頭で乾杯した。

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ヤーマス祭で威勢よく棒を打ち鳴らすウプヤープナカの男性ら=下地来間の雨乞い座

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