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野原で伝統行事「マストリャー」、踊りで豊作願う

 






2018/09/26 09時05分配信 - 文化・芸能 -

 旧暦8月15日の24日夜、 上野野原で十五夜の伝統行事 「野原のマストリャー」 が行われた。 国選択と市指定の無形民俗文化財に指定されている同祭りは租税の完納を祝い、 翌年の五穀豊穣など豊作を願い継承されており、 月が夜空を照らすなか男性は勇壮な棒踊り、 女性は抱き踊りなどを披露。 会場の野原農民研修所には多くの住民や観光客らが訪れ、 先人から受け継ぐ伝統行事に触れていた。
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 会場には午後9時半頃から住民らが集まり、 同9時45分頃には申・子・午・寅組4カ所のマスムトゥ (枡元) の男性たちが踊りながら入場した。 午後10時5分からは1回目の踊りが始まり、 男性たちは掛け声とともに力強く棒を振り打ち鳴らしながら踊り、 後ろから続いた女性たちはクバの扇や四つ竹を手に踊った。 その流れで男性たちと女性たちは輪となって豊作を願ってクイチャーを踊った。
 四つ竹を手に踊った奥平咲野香さん (36) は 「子供の頃から見ているが、 踊り手となりやっていくなかで難しい歌詞などの意味が分かるようになった。 それを知ると気持ちの入れ方が違う」 と話した。 今年参加の女性たちは約30人で四つ竹は若い人、 クバの扇は年配者が担っているという。
 踊りを見守った野原自治会の渡久山隆会長は 「マストリャーは300年以上も継承されている大事な伝統行事である。 国や市の指定を受けており、 今後も若い人を入れながら絶やさないようにやっていきたい」 と話していた。

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伝統行事 「野原のマストリャー」 で力強く踊る男性たち=24日夜、 野原農民研修所

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女性たちは四つ竹とクバの扇を手に踊った

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