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宮古製糖、当期損失3億5800万円

 






2018/09/22 09時07分配信 - 産業・経済 -

 宮古製糖 (城辺、 安村勇社長) の第59期定時株主総会が21日、 JAおきなわ宮古地区本部大ホールで行われ2018年6月30日期の決算 (計算書類) などの議案を承認した。 17/18年産サトウキビ生産は前期が気象条件に恵まれた豊作だったのに対し、 病害虫や台風の被害を受けて減産となり、 品質が上昇せず歩留まりも低下するなど厳しい状況となった結果、 売上高が大幅に減少し、 経常利益がマイナスとなり、 前期の黒字から当期は赤字を計上した。
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 決算状況は、 売上高が35億3900万円 (前期52億6300万円)、 経常利益はマイナス2億2600万円 (同7億7900万円)、 当期純利益はマイナス3億5800万円 (同5億2500万円) となった。
 報告によると、 17/18年産サトウキビ生産は、 生育初期の害虫で阻害されたのに続き、 8月以降の少雨で伸長量が平年を下回り、 さらには9月の台風18号で長時間の暴風により折損や葉が裂傷するなどの被害があった。
 各工場の状況は、 城辺と伊良部は品質、 生産量とも前期を下回ったが、 収穫面積の増加で生産量は平年並みとなり、 多良間は品質が平年並み、 生産量は株出し面積増加で前期に次ぐ豊作となった。 製糖実績は原料圧搾高、 歩留まり (カッコ内は前期) の順に城辺が11万2157㌧ (15万2289㌧)、 11・39% (12・68%)、 伊良部が5万8254㌧ (7万5953㌧)、 10・54% (12・72%)、 多良間が2万5410㌧ (2万5398㌧)、 12・53% (13・94%) だった。
 安村社長は、 「製糖工場はサトウキビが基本であり、 農家あっての工場。 今後も関係機関、 生産農家と連携を図り、 収穫面積の拡大と優良品種の普及による良品質、 原料増産に努め農家所得向上と地域経済発展に寄与することが設立理念と役割ということを肝に銘じ、 役職員一体となって取り組んでいきたい」 との決意を表した。
 この上で、 安村社長は 「新設多良間工場は近代設備を誇り規模的には世界一といわれる。 多良間の先人たちが築き上げてきた日本一の多良間産のブランドを守り、 海外を含め全国的に販促活動したい」 とし、 「設備面では今後も生産農家の取り組みに応えるべく、 計画的設備の充実を図り、 経営安定にむけて取り組んでいきたい」 と述べた。

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第59期決算などの議案を承認した宮古製糖の株主総会=JA宮古地区本部ホール

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