救急医療関係功労者に対する県知事の表彰伝達式が13日、 宮古島市役所平良庁舎で行われ、 下地敏彦市長が市救急夜間救急診療所長の藤川栄吉さん (78) に賞状を手渡し、 今後の活躍を祈念した。
続き
藤川さんは、 2003年4月から同診療所の所長として、 開院時間の変更や県立宮古病院の移転時に診療所を併設することを働きかけ、 第一次医療と二次医療の連携強化に尽力するとともに、 市内事業所の産業医としても活躍するなどの功労が認められた。
伝達式で下地市長は 「藤川先生は、 宮古島市の救急医療業務に15年にわたり従事し、 救急医療体制の整備に貢献していただいている。 先生の地域医療に貢献される姿勢はすばらしく、 深く感謝する。 今後も市民が安心して暮らせるよう、 医療救急体制の充実の一翼を担ってほしい」 と感謝の意を表した。
藤川さんは 「宮古島の医療の現状を知り、 診療を行ってきた。 最近、 お年寄りの救急が増えているので、 自分も動ける間はがんばっていきたい」 とさらなる意欲をみせた。