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劇団かなやらび「眠りの島」上演

 






2018/08/18 21時07分配信 - 文化・芸能 -

 劇団かなやらびがプロデュースするミャークファンタジー第3弾 「眠りの島」 の公演が18日、 マティダ市民劇場で行われた。 宮古島の歴史や神話をもとに現代社会が抱える問題も織り込んだ物語を小中高校生で構成された団員24人が精霊とそれらに対立する人間などに扮して熱演。 会場に詰めかけた大勢の観客は未来を舞台に繰り広げられる創作ファンタジーの世界に浸るとともに自分に照らして考えている様子だった。 きょう19日午後3時からも上演される。
続き
 今回は未来のミャーク島が舞台。 かつて世界は緑にあふれ、 神々や精霊とともに豊かに暮らしていた人間は便利さを求める代償に緑を犠牲にし、 地上で生きることができなくなった。 酸性化した海に追いやられ、 船 「ニーラ号」 で生きる子どもたちが精霊と出会い対峙することになる。
 この公演は第1弾 「碧の涙雨」、 第2弾 「クスムヌドゥムタ」 に続く第3弾。 明石光佐さん (島ピエロのゆずちゃん) が脚本・演出を手掛けている。 時系列としては碧の涙雨が 「昔」、 クスムヌドゥムタがさらにさかのぼった 「太古」、 今回の眠りの島が 「未来」 となっている。 すべての話においてミャーク島を舞台に笑いあり涙ありの物語が繰り広げられる。
 前回までは大人が役者に交ざっていたが、 今回はすべて子どもだけで演じた。 脚本と演出を手がけた明石さんは 「前作までは自分も出演していたため、 いざとなれば助けてあげることができたが、 今回は子どもたちを信じて託すことにした。 団員はすごいプレッシャーだと思うが、 それだけの練習をしてきた」 と自信を見せた。
 ストーリーに現代社会の抱える問題を盛り込んだことについては 「現在私たちが行っていることのしわ寄せがニーラ号にいっている。 劇を通して今現実に私たちができることは何かという問題提起を行っている。 皆が劇を観終わった後、 家に帰って家族と話し合ってもらえれば」 と語った。
 見どころは 「精霊と人間、 互いに言い分がありどちらも正しいと言える。 どのように折り合いをつけるのかを観てほしい」 と話し、 「かなやらびの定番となっているオープニングアクトでは劇の世界観をすべて凝縮して説明するため絶対に見逃さないよう、 開演5分前には着席してほしい」 と強調した。

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精霊と人間の対峙を熱演する子どもたち=マティダ市民劇場

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開演前から多くの観客が座席を埋めた

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