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宮農7号の普及に関心 城辺で配布と試食会実施

 






2018/08/08 09時04分配信 - 産業・経済 -

 宮古島産の甘藷 (芋) でかつて主食となっていた在来種 「宮農7号」 の普及に向けた苗の配布と試食会がこのほど、 城辺で開かれた。 農家を中心に各地から約30人が参加し、 栽培を手がけた沖縄国際大学名誉教授の砂川徹夫さん (67) =城辺比嘉=の説明を受けるとともに、 今後の栽培普及に関心を寄せた。
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 この在来イモは1947年に当時の宮古民政府産業試験場長の垣花実記氏らが選抜し、 52年から普及を始め、 60年代前半まで主食として食糧難を支えたとされる。 63年以降にウイルス病などで栽培されなくなった。 砂川さんが昨年、 比嘉の所有する畑で現存しているのを確認した。
 配布と試食会は、 本紙の報道などでイモの存在を知った農家らが砂川さんに連絡し、 20人が申し込んで実施。 この中で砂川さんは、 「実記氏の息子さんたちに宮農7号と確認してもらった。 これからできるだけ普及していきたい。 皆さんに増やしていただき、 来年2月の花と緑のフェスティバルにも出品したいと考えている。 できれば (栽培の) グループを作ってほしい」 と語った。
 参加した城辺比嘉の下地一美さん (66) は 「以前にイモを作っていたが、 今はサトウキビだけを栽培している。 新聞で知って配布会に来た。 旧盆の時期に植えるイモが一番美味しくなると言われており、 これから宮農7号を植えたい」 と栽培に意欲を見せた。
 試食について砂川さんは、 「焼き芋と蒸し芋を食べてもらったが、 いい感触だった」 と述べ、 普及に向けて今後も苗づくりに取り組むとした。

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参加者に 「宮農7号」 のイモ苗を配布する砂川さん (左) =4日、 城辺加治道

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