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県と市村で意見交換 課題解決へ意見要望出し合う

 






2018/08/01 09時07分配信 - 政治・行政 -

 2018年度宮古管内県機関と宮古圏域市村会との意見交換会が31日、 市中央公民館で開かれ、 互いが抱える課題に関する要望と回答を通し、 解決に向けて協議するとともに、 圏域発展に向けて連携することを確認した。 要望や意見及び情報提供は宮古島市が県農林水産物流通条件不利性解消事業の継続・維持と品目追加など9件、 多良間村が畜産振興など9件、 県が宮古広域公園 (仮称) 整備推進の連携強化など4件で、 それぞれが回答を示した。
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 意見交換会には宮古島市の下地敏彦市長、 多良間村の伊良皆光夫村長、 県側から宮古事務所の稲福具実所長、 宮古農林水産振興センターの大村学所長ら出先機関代表らが出席し、 それぞれが要望したあと、 各項目に対して回答した。
 このうち、 県立宮古病院の本永英治院長は、 同病院救急室と隣接して設置されている市休日夜間診療所の役割分担について、 病院への急患搬送受入件数が増加している状況で狭い待合室、 不足するベッド、 麻しん (はしか) や新型インフルエンザ対応で困難なスペース確保を示すとともに、 今後の入域観光客数増加や下地島空港、 クルーズ船寄港増加などで対応が厳しいとして、 協議の場を設けるよう要望。
 下地敏彦市長は 「市民の生命にかかわる問題で、 外国からのお客さんも来るようになると急ぎ対応すべき課題。 役割分担というよりも、 根本的な部分で解決しなければならない。 宮古島市、 宮古病院、 宮古事務所、 宮古地区医師会も含め、 あり方を考える組織が必要で、 早く立ち上げたい」 との考えを示した。
 甘藷 (芋) の生産振興の妨げになっている特殊病害虫のイモゾウムシ、 アリモドキゾウムシ防除を市が求めたのに対し、 大村所長は久米島と津堅島の根絶防除のあと、 地域を拡大して事業を進めていく考えを示した。
 このほか宮古島は中央児童相談所宮古分室の児童心理士配置、 獣医師増員、 サトウキビ生産振興・可動式誘殺灯充実、 宮古空港横断トンネル整備、 県道243号線マクラム通り南側道路拡幅早期実施、 多良間は農業集落排水事業推進や村営住宅建設補助率アップ、 農業用廃棄プラスチック処理、 新造船建造のトン単価見直し、 水納島の飲料施設改善と浮桟橋設置、 超高速ブロードバンド環境整備を要望した。
 また県側は、 宮古地域畜産ブランド力向上推進、 マンゴー苗生産・供給体制整備について、 市村側の対応及び協力を求めた。
 交換会であいさつした稲福所長は 「多様化する住民ニーズや離島課題に対応するために県、 市村がこれまで以上に緊密に連携し取り組むことが重要であり、 情報交換で互いに知恵を出し合うことで、 課題解決への議論を深めることができれば有意義なこと。 実り多いものとなるよう祈念する」 と述べた。

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県機関と宮古市村意見交換会に出席した下地市長、 伊良皆村長ら市村側=市中央公民館

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稲福所長ら県側

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