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多良間は古文書宝庫~シンポジウム

 






2018/07/11 09時02分配信 - 社会・一般 -

【多良間】多良間村教育委員会 (池城三千雄教育長) の古文書シンポジウムがこのほど、 同村コミュニティ施設で行われた。 多良間には琉球王朝時代の古文書が多数残っており、 修復や保存、 解読、 現代語訳を進めて活用していこうと専門家が調査を行っており、 その重要性や意義などについて住民に解説した。
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 同事業は村ふるさと民俗学習館の収蔵品をはじめ村内に現存する歴史的資料を散逸や消滅の危機から保存し、 修復や活用方法の提案などを行っていく。 同村教委では家に古くから伝わる文書等があれば、 損傷が激しくても連絡してほしいと呼びかけている。
 池城教育長は 「専門家も小さな島に数多くの古文書が残っていることに驚いており、 『宝の島』 だという。 民俗学習館には首里の国王の印鑑が押されたものが納められているが、 年々朱肉が色褪せている状況。 多良間の宝の活用と保存に取り組んでいくが、 我々の宝は我々が理解しなければならない」 とあいさつ。
 琉球大学人文社会学部の豊見山和行教授は、 新たに発見された 「多良間島公事帳」 について 「役人のマニュアル。 水納島に務める役人は農民の信頼できるものから警察機構1人、 行政に1人。 天気が悪い日は島に渡れないのでのろしを上げていた」 などと説明。 「このプロジェクトは新たに発見された古文書を広く活用できるようにすることにより、 島の歴史の多様な側面を明らかにすることにつながる」 と話した。
 県教育庁文化財課の山田浩世専門員は 「県内でも有数の古文書が伝来している。 他の島には少なくなぜ多良間には残っているのか。 多良間村史の中にも多くの史料が残っているが、 なかなか読めないので現代語訳して貴重な史料をより使いやすくする。 島で共有できるよう修理や修復していきたい」 と話した。

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シンポジウムで古文書について解説する専門家=6日、 多良間村コミュニティ施設

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