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みゃーく方言大会で下地政吉さん「市長賞」

 






2018/06/30 21時07分配信 - 文化・芸能 -

 第25回 「鳴りとぅゆんみゃーく方言大会」 (主催・宮古島市文化協会) が30日、 マティダ市民劇場で開催された。 43歳から81歳までの8人の弁士たちがみゃーくふつ (宮古方言) でそれぞれの思いや考え方を語り、 方言の魅力を共有した。 観客はコミカルで軽快なスピーチに体を揺らしながら笑い楽しんだ。 審査の結果、 最優秀賞の市長賞には 「キビこそ我が命」 のテーマで発表した下地政吉さん (56、 伊良部仲地出身) が輝いた。
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 主催者の大城裕子会長は宮古方言であいさつし、 「私たちの祖先が残してくれた言葉の豊かさ、 独特の言い回しや意味深い言葉を存分に味わってほしい」 などと話すとともに11月24日に宮古島で開催される 「危機的状況にある言語・方言サミット」 について触れ、 「方言サミット翌日には方言大会歴代チャンピオン大会を開催する予定。 他地域の言語・方言に耳を傾けながらみゃーくふつ継承の意義を再確認する機会にしてほしい」 と呼びかけた。
 市教育委員会の宮國博教育長は 「市文化協会が一般社団法人となって初めての大会。 みゃーくふつの絶妙な表現の魅力を十分楽しんでほしい」 と祝辞を述べた。
 市長賞を獲得した下地政吉さんは 「2年ぶり3回目の挑戦だったが優勝できるとは思わなかった。 普段から酒の席で冗談を言い人を笑わせていた。 優勝は嬉しい。 賞状はおばあの仏壇に供える」 と笑顔で語った。
 15年前、 フィリピンから宮古島に嫁ぎ、 義理の両親に宮古方言を習ったという砂川ジュディさんは審査員特別賞に選ばれた。 砂川さんはスピーチで義父の 「人と接し情熱を捧げなさい」 という言葉を言う前にしばらく間を置いたことについて、 「この言葉を話すときにはいつも胸が熱くなる」 と説明。 出場については 「嫁いですぐのころは日本語も分からず苦労した。 2週間の練習期間だったが、 大会では使う言葉も普段と違い難しかった。 賞をもらって感動した」 と声を弾ませた。
 結果は次の通り。 カッコ内は年齢、 出身地の順。
 ▽市長賞=下地政吉 (56、 伊良部仲地) ▽教育長賞=天久富雄 (66、 城辺上区) ▽文化協会長賞=野原康男 (56、 平良西原) ▽審査員特別賞=砂川ジュディ (順子) (53、 フィリピン) ▽奨励賞=瑞慶覧学 (43、 城辺福嶺)、 根間直樹 (44、 城辺吉野)、 照屋健市 (60、 多良間塩川)、 狩俣榮吉 (81、 平良下崎)

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弁士のコミカルな内容と語り口に体を揺すりながら笑う観客=マティダ市民劇場

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会場を笑いの渦に巻き込んだ8人の弁士、 前列左から2人目が市長賞に輝いた下地政吉さん

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