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EV技術者育成目指し宮工で試験的授業

 






2018/06/14 09時04分配信 - 教育 -

 宮古島市 (下地敏彦市長) と県立宮古工業高校 (金城透校長) は13日、 電気自動車 (EV) 技術者育成のための学習カリキュラムの検討と試験的授業を連携して実施していくことを発表した。 エコアイランドを宣言する市はEVの普及に取り組んでいるが車両整備の環境構築が課題となっている。 現在、 県内の実業高校でEVに関するカリキュラムは無く、 基本的な整備技術を学ぶ課程を1年間検討。 将来的なEV普及を見据え、 中長期的に技術者を育てていく。
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 市は低炭素社会実現のためEVの普及促進に取り組んでいるが、 現在、 市内で整備をできるのは1社1人のみでメンテナンス体制の構築が課題となっている。 EVは約300台と年々増加傾向にあり、 対応の限界が懸念されている。 このため将来の技術者の育成に向けて島内で唯一自動車の専門コースのある宮工と連携することとなった。
 同日午後3時から宮工で記者会見を行った下地市長は 「将来、 EVは自動車の主流になっていくだろうが、 メンテナンスできるのは宮古で1人だけ。 将来のことを考えるとエコアイランドの推進にはメンテナンスの人材育成は急務。 宮工に協力してもらいカリキュラムを検討してもらおうと協力をお願いした」 と説明。 また 「今後、 自動車整備工場はエンジン車だけでなくEVの整備も必要となる。 若者の就職する場所づくりでもあり、 卒業後に島に定着するためのカリキュラムにしてほしい」 と述べた。
 金城校長は 「EV学習カリキュラム検討をぜひ本校で取り組み、 できるだけ協力していきたい。 保護者や地域から信頼される学校づくりのため市と連携して積極的に取り組みたい」 と意欲を見せた。
 2018年度は次世代技術者育成のために必要なカリキュラムの選定や検証、 生徒のEVに関する知識の向上を目標とし、 試験的授業の実施やカリキュラムのマニュアル化検討、 今後の必要性の検証、 持続可能にするための課題の洗い出しに取り組む。 対象は自動車コースの3年生で授業は今月から開始する。
 市は地域における関係者との調整や事業のPR、 カリキュラム化に向けた効果検証と結果の取りまとめを行う。 また県自動車整備振興会宮古支部、 日本工科大学とも講座や実習、 教材提供などで連携していく。

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EV学習カリキュラムの検討などについて発表する下地市長 (右2人目) ら=宮古工業高校

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