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キビかん水作業、一部ではじまる

 






2018/06/08 21時07分配信 - 産業・経済 -

 梅雨入り以降の少雨傾向を受け、 宮古島市干ばつ対策会議 (会長=松原清光市農林水産部長) によるサトウキビへのかん水作業が8日から始まった。 6月に入って所によっては降雨があり、 台風5号も発生したことから農家の申し込みはまだ数件と少なく天候を 「様子見」 の状況のようだ。 だが雨の降っていない地域ではサトウキビへの影響も見られることから、 同日からトラックによるかん水作業を始める農家もいた。
続き
 この日、 かん水作業を開始した上野新里の農家には宮古製糖城辺工場の給水所から水を満載したトラックが何度も往復し、 強い日差しの下でサトウキビに水をかけていた。 集落内の畑地かんがい施設のないほ場で、 農家は 「小満芒種なのに雨がちょっとしか降ってない。 青々としていたキビが枯れようとしているのが心配で一番にかん水を申し込んだ」 と話した。
 かん水作業を実施する宮古地区トラック事業協同組合によると、 8日までに提出された申込書は5件 (宮古製糖4件、 沖縄製糖1件)。 各地での降雨や台風5号の発生もあって申し込み後も作業を止めている農家もおり、 現場でトラック運転手と調整して対応していくという。
 市干ばつ対策会議のかん水費用は大型トラック1台3900円で内訳は補助金1900円、 農家負担金2000円 (水代400円含む)。 各製糖工場の原料員に申し込む。 給水場所は宮古土地改良区のⅢ型給水施設18か所、 宮糖城辺工場、 沖糖宮古工場、 伊良部土地改良区管理のため池。 大型トラック1台当たりの1日のかん水台数は12台まで。 かん水量は1農家20㌃ (6台) を1巡とし、 2巡目以降は降水量に基づいて判断する。 作業の優先順位は夏植用種苗、 春植、 株出、 夏植で行っていく。
 宮古島地方は先月8日に梅雨入りしたが降水量の少ない状況が続いた。 今月は7日までの合計で平良79㍉、 宮古空港49・5㍉が降ったが、 城辺は11㍉、 下地島空港は5・5㍉と地域によってバラつきがある。 気象台によると向こう1週間は台風5号や湿った空気の影響で曇りや雨の降る日が多く、 降水量は平年並と予想している。 7日に発表された沖縄地方の1カ月予報では降水量は 「平年並」 40%、 「少ない」 「多い」 ともに30%となっている。

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干ばつ対策の開始に伴いサトウキビにかん水するトラック=上野新里

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