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伊良部漁協地区海業支援施設が開所

 






2018/05/26 21時07分配信 - 社会・一般 -

 このほど佐良浜漁港に完成した伊良部漁業協同組合地区海業支援施設の開所式及び祝賀会が26日、 同施設で行われた。 組合員や地域住民をはじめ関係者多数が訪れ、 新しい水産業活性化の拠点に期待を寄せた。 水揚げ作業など従来の漁協施設の機能に加え、 地元の魚介類を使った食堂や直売所、 加工室、 体験室も併設され、 漁業を生かした観光の受入れの場としていく。 伊良部大橋開通後に増加した観光客を呼び込み佐良浜の地域活性化を目指す。
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 伊良部漁協の旧施設が築38年と老朽化したことに伴い解体撤去され、 国や県、 市による産地水産業強化支援事業として同じ敷地内に総事業費3億2000万円で建設された。 1階には水揚げした魚の荷さばき場をはじめ加工室、 直売所、 厨房、 食堂、 魚食普及室、 漁業体験室、 会議室などを設置している。
 食堂は今月15日にプレオープンして佐良浜漁港で水揚げされた魚介類を使った料理を提供しており、 6月15日に本オープンを予定している。 加工室には急速冷凍庫が導入され、 解体した魚を真空パックで急速冷凍し、 冬場等の漁獲の少ない時期に対応。 体験室では魚さばき体験や解体ショーなどを考えており、 修学旅行民泊の入・離島式にも利用していく。
 開所式は午後3時半から行われ、 同漁協の漢那一浩組合長が 「伊良部大橋が開通してから伊良部地域は大きく変化している。 新しく整備された海業支援施設は漁業者の経営向上、 観光客や市民のニーズに対応した多様性を兼ね備えた施設として、 さらなる水産業経営基盤の強化や地域振興に大きな役割を担うものと思っている。 皆さんの期待に添うべく組合員一同まい進していきたい」 とあいさつ。
 来賓の下地敏彦市長が 「大橋開通による入域人口増加を最大限に生かしつつ、 海業支援施設を中核として佐良浜の地域活性化、 飛躍的発展がなされるよう伊良部漁協にはもっと活躍してもらいたい」 と激励。 市議会の佐久本洋介議長が 「佐良浜は漁業に元気がないと元気が出ない。 この施設によって漁業のまち佐良浜が活性化してほしい」、 県宮古農林水産振興センターの大村学所長が 「6次産業化に対応した施設。 その利点を生かして伊良部水産物の魅力を発信してほしい」 とそれぞれ祝辞を述べた。
 式典の最後は宮古総合実業高校海洋科学科の生徒65人が伝統の 「スタンバイ」 を力強く披露し、 新しい施設にエールを送った。 引き続き2階で祝賀会が行われ、 地元佐良浜の保育園児や婦人会、 老人クラブなどが余興を行い、 開所を盛大に祝っていた。

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開所した伊良部漁協地区海業支援施設=佐良浜漁港

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伝統の 「スタンバイ」 で開所を祝う宮古総実高校海洋科学科の生徒たち=伊良部海業支援施設

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