県立宮古高校後援会 (松川勝光会長) が16日、 同校で生徒激励会を行い、 全生徒や教職員に宮古そばを振る舞った。 松川会長は 「生徒全員にそばを食べてもらい、 スポーツ、 文化、 学習面で頑張ってほしい」 と激励した。
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同後援会が宮古そばを振る舞うのは今回で2回目。 授業終了のチャイムが鳴ってしばらくすると校舎から大勢の生徒が一斉に現れ、 そばを配るテントの前に長蛇の列を作った。 準備された900食のそばがあっという間になくなっていった。
母親専門部の垣花良子部長は 「お母さんたちが朝から一丸となって準備した。 昨年の反響は大変良く、 今後もずっと続けていかなければと思っている」 と語った。 松川会長は 「沖縄本島の高校などでは大会に出場する運動部の生徒たちにそばなどを振る舞う 『栄養会』 があるが、 宮古高校では分け隔てなくすべての生徒や教職員に食べてもらっている」 と胸を張った。
そばを食べたバスケットボール部の上地諒卓君 (3年) は 「次の大会ではベスト4を目標に頑張りたい」 と抱負を語った。 数学が好きで 「積分サークル」 を立ち上げるという西山潤君 (2年) は 「お母さんたちの思いがこもっていてありがたい」 と笑顔を見せた。