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平良図書館北分館閉館、90年の歴史に幕

 






2018/05/15 09時05分配信 - 社会・一般 -

 2017年12月に一般利用を終えた市立平良図書館北分館の閉館式が14日、 市役所平良庁舎で行われた。 県や市など関係機関の職員やゆかりのある人たちが参加し同館の歴史を振り返ったほか、 約60年に渡り土地を無償貸与した13人の地主代表として砂川恵昭さんに宮古島市教育委員会の宮國博教育長から感謝状が贈られた。 この日で同館は 「昭和図書館」、 「県立図書館宮古分館」 と続いてきた90年の歴史に幕を閉じた。 今後は解体撤去される。
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 同分館は1928年の御大典事業による昭和図書館 (宮古簡易図書館) に始まり、 その後は名称や場所を変えながら、 61年に現在地に移転。 本土復帰に伴い県立図書館宮古分館となり、 79年に現在の建物が建設され、 10年に宮古島市立図書館北分館となった。 ほぼ郷土資料に特化した国内でも珍しい図書館として整備され地域住民の学習の場として親しまれてきた。
 式では市生涯学習部の下地明部長が同図書館の歴史を説明したほか、 宮国教育長から県教育庁生涯学習振興課の城田久嗣課長へ鍵が引き渡された。 宮国教育長は 「3月31日をもって閉館した。 北分館の歴史は宮古島の図書館事業の歴史そのもの。 約90年の長きにわたり市民の知的欲求に応えてくれた。 きょうは分館の歴史に思いを馳せ、 これまでの役割に感謝したい」 とあいさつ。
 下地敏彦市長の代読で長濱政治副市長が自身の北分館への思い出を振り返りながら 「北分館は多くの郷土史研究家の皆さんに愛された図書館。 県へ返還されこの夏に取り壊し工事が行われると聞いている。 今後は未来創造センターで新たな図書館が開館するがご支援を賜りたい」 と述べた。
 宮古郷土史研究会の下地和宏会長は 「宮古分館では独自の事業として郷土史を学ぶ会を設立し、 賛同した人たちが皆で集まって郷土史研究会が立ちあがった。 学ぶ会は郷土史講座に名前を変えて活動してきた。 44年に渡り図書館を利用してきたが活動の場でもあり感謝している」 と思いを語った。

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宮國教育長 (後列中) から感謝状を受け取った砂川さん (前列中) と鍵を受け取った県教育庁の城田課長 (同左) =市役所平良庁舎

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閉館となった北分館 (資料写真)

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