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伊良部の海業支援施設が完成

 






2018/04/14 09時07分配信 - 産業・経済 -

 佐良浜漁港で建設が進められていた伊良部漁業協同組合地区海業支援施設がこのほど完成した。 水揚げ作業や荷さばき場に加え、 地元の魚介類や水産加工物、 海鮮料理を販売する直売所及び食堂、 加工室、 体験室なども併設され、 漁業を生かした観光による地域活性化の拠点を目指していく。 同漁協 (漢那一浩組合長) では今月末のゴールデンウィークにも直売所など一部をプレオープンし、 来月には本格的な供用開始を予定している。
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 伊良部漁協の旧施設は建築から38年と老朽化していたことに伴い解体撤去され、 国や県、 市による産地水産業強化支援事業として同じ敷地内に総事業費約3億2000万円で昨年3月に着工していた。 同漁協では旧施設が老朽化でコンクリート剥離が相次ぐ危険建物だったため、 佐良浜スポーツセンターに仮移転して業務を行っていた。
 新施設は鉄筋コンクリート2階建て、 延べ床面積は約999平方㍍。 1階には水揚げした魚の荷さばき場をはじめ加工室、 直売所及び食堂、 厨房、 仲買人の販売所、 体験室、 2階は事務所と会議室となる。
 加工室には急速冷凍庫が導入され、 解体した魚を真空パックで急速冷凍することで冬場など漁獲の少ない時期にも対応。 直売所では刺身や加工品を販売し、 食堂は45席を準備して組合員が運営する。 食堂では同漁協だけでなく、 宮古島漁協の水産物も使う。 体験室では魚さばき体験や解体ショーを考えている。 2階会議室は同漁協が受け入れている修学旅行民泊の入・離島式などにも利用する。
 同組合の漢那組合長は 「大型連休にはプレオープンしたい。 佐良浜の鮮度の良い魚を食べてもらうことを前提とした施設。 この施設を漁業者の利益、 所得向上に活用していきたい」 と期待を寄せた。 旅行社からは魚の解体ショーなどの団体ツアーの提案も来ており、 観光漁業の拠点となることも目指す。 「伊良部大橋開通後、 佐良浜は定期船がなくなって寂れつつある。 この施設が地域活性化の中心になっていければ」 と話していた。

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このほど完成した伊良部漁協地区海業支援施設=佐良浜漁港

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