記事一覧

海外クルーズ船本格化、ワールドドリーム初寄港

 






2018/04/05 09時07分配信 - 産業・経済 -

 4月に入って海外クルーズ船の寄港が本格的なシーズンを迎えている。 4日はドリームクルーズの15万㌧級クルーズ船 「ワールドドリーム」 が初寄港。 1隻の船としては過去最多の乗客乗員6465人が来島した。 2018年のクルーズ船寄港予定 (3月26日現在) は195回で、 17年実績の130回を大きく上回っている。 船舶の大型化や2隻同時寄港により数千人が上陸する日もあり、 タクシーなど2次交通の不足が依然として課題となっている。
続き
 昨年11月に就航したワールドドリームは 「ゲンティンドリーム」 の姉妹船で、 総㌧数15万0695㌧、 全長335㍍、 全幅40㍍の巨大客船。 今後は毎週水曜日に寄港する予定。 初日は香港や中国などからの乗客4602人、 乗員1863人となり、 昨年8月1日の2隻同時入港による4863人を上回って最多を更新した。 午前10時頃に入港し、 テンダーボートが船と港を何度も往復して乗客を上陸させた。 平良港ターミナル周辺では待機していたバスやタクシーが乗客を次々と乗せ、 観光地や量販店などへ向かった。 市・県は臨時バスを運行した。
 4月のクルーズ船寄港は16回が予定され、 5月は24回とほぼ毎日のように寄港し、 ゴールデンウィークは今月30日、 5月3・6・8日は2隻同時に寄港する。 現在のところ年間寄港回数は195回を予定。 17年実績は寄港130回、 乗員乗客32万1750人。
 クルーズ船シーズンの到来に宮古島観光協会の池間隆守専務は 「これだけ増加すると2次交通の課題が多い。 今後も宮古への寄港は増えていく。 テンダーボートでは乗客の滞在時間も限られてしまうため、 早く国際クルーズ拠点の専用岸壁が完成してほしい。 課題を一つ一つ解決して満足してもらえるよう取り組んでいきたい」 と話した。
 宮古タクシー事業協同組合の下地隆之会長は 「昨日は那覇でもタクシーが不足して混乱したという。 遊休タクシーをどうやってフル稼働させるか、 国や市とどういった方法があるか模索している。 年内には解決させたい」 と話した。
 クルーズ船の乗客に茶道体験を行っている花鳥風月茶道裏千家平良宗幸教室の渡真利ひとみさんは 「浴衣を着てお茶を立ててもらっているが、 皆さんとても喜んでくれる。 宮古に来た人たちに良い思い出を持って帰ってもらいたい」 と話す。 現在はターミナル内で上陸する乗客を待っているが、 大手旅行社とのツアー商品化やホームページによるPRも考えており 「マリンレジャー以外にも選べる観光があった方が良い。 日本の伝統文化を楽しんでもらいたい」 とインバウンド受入に意欲を見せていた。

関連記事

powered by weblio


 

ファイル 19033-1.jpg
平良港に初入港した 「ワールドドリーム」

ファイル 19033-2.jpg
観光へ向かう乗客たち=平良港ターミナル前

ソーシャルブックマークに登録 Yahoo!ブックマークに登録 はてなに追加 del.icio.usに追加 livedoorClipに追加 niftyクリップに追加 Googleに追加 Technoratiに追加 Buzzurlに追加