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宮古上布保持団体が「図案・手括り」の特別講義

 






2018/03/10 21時06分配信 - 文化・芸能 -

 宮古上布保持団体 (新里玲子代表) の2017年度伝承者養成講習の一環として 「図案・手括り」 の特別講義が10日、 上野野原の市伝統工芸品センターで行われた。 同団体で図案・手括りの講師を務める下地達雄さんが製織者らに絣模様の書き方を指導。 参加者たちは基本を学ぶとともに、 自分の思い描くイメージをどう模様に現していくか製図を体験していた。
続き
 下地さんは宮古上布の柄や模様をデザインする図案を14歳から始め、 60年間続けている。 講義では奄美大島から高機 (たかはた) などが導入され、 小さい柄や布地を利用した模様が発展していった歴史を解説。 上布ではできない 「足のある動物」 などの模様についても説明した。
 参加者は下地さんの指導を受けながら、 方眼紙を使って製図に挑戦。 最初に模様や柄を示す線を引き、 それに沿って十字絣が入る点を付けていく。 下地さんは 「中心から自分の描きたいものを描くのが基本。 描いて覚えていく」 などとアドバイス。 参加者は細かく難解な作業に没頭。 小さな柄の製図は初めてというベテラン製織者も 「直線は良いが曲線に点を書くのが難しい。 点の入れ方を間違えればいびつな模様になる」 と話していた。
 下地さんは 「模様の書き始めはイメージを中心に置いて枝葉を付けていく。 昔から決まった模様以外は自分の見たものへの思いをイメージして描いていく。 模様の陽陰を考えて描く」 と図案の心がけを語った。

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図案講義で模様の書き方を教える下地さん (右)=市伝統工芸品センター

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