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宮古福祉事務所が多良間島で子育て支援研修会

 






2018/03/10 09時02分配信 - 社会・一般 -

【多良間】県宮古福祉事務所の子育て支援に関わる研修会が8日、 多良間村コミュニティ施設で行われた。 県発達障がい者支援センター臨床心理士の冨樫恭平さんが 「子どもの育ちを支える関わり」 と題して講話し、 発達を支える心のバネの育て方、 1歳半の節目の大切さ、 楽しく子育てに臨むためのペアレントプログラムなどを紹介した.
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 冨樫さんは発達には 「タテ (能力の獲得)」と、 出来なかったことが出来るようになる 「ヨコ (能力の拡大、 充実、 汎化)」 があると説明。 「失敗を重ねながら出来るようになっていく。 出来ることが増えて広がるだけでなく、 出来ないことも含めて自分で認める。 それを心のバネとしてもう一回チャレンジする。 そうした気持ちを育てることも発達の1つ。 心のバネが発達を支える大きな動力となっており、 発達学の中では重視されている」 と話した。
 また子どもの時期にしか味わえない感情の重要性について 「子ども同士のケンカは大事。 色んな意味で感情に折り合いをつけるなど、 自分の気持ちを相手に伝えることはトラブルから学ぶ。 そうした機会はとても大事なこと」 と述べた。
 1歳半の節目について 「対人関係の基礎が完成する。 共感が弱いと限定されたものや場所で自分だけの遊びを展開する傾向がある。 失敗から学習する力を育まないと反応的な行動をして同じやり方に固執する。 出来なくても本人のやりたい気持ちを周りがキャッチできることが、 生活の中で必要な生きていく力。 出来ないことを誰かにお願いし、 きちんと発信できることが大切」 と話した。
 さらに冨樫さんは 「子どもは伸びやすい部分と伸びにくい部分を持ちながら育つ。 得意なことや好きなことを見つけ 『楽しかった』 『もう一回』 の気持ちを大切に発達の視点から理解する。 興味は関心の向け方や得意なこと、 苦手なことを把握し、 周囲の状況や大人の声掛けをどのように理解しているのか、 子どもの視点から理解してほしい」 と呼びかけた。
 関わり方のポイントとして▽子どもとの楽しい時間を過ごす▽スモールステップで成功体験を重ねる (自己肯定感を育む) ▽ほめ言葉を効果的に使う─を挙げ、 環境づくりや子どもが理解しやすい声かけ、 遊びを楽しむ、 意欲を育むコツを教えていた。

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子どもの発達を支える関わり方などについて講話する冨樫さん=8日、 多良間村コミュニティ施設

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