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神津キリカさんら表彰、第1回宮古島文学賞

 






2018/02/26 09時05分配信 - 文化・芸能 -

 第1回宮古島文学賞の授賞式・祝賀会 (主催・市文化協会) が24日、 平良下里のホテルで行われた。 「水靴と少年」 で1席に選ばれた神津キリカさん (東京) をはじめ2席の小池昌代さん (東京)、 佳作の森田たもつさん (宮古島市)、 玉元清さん (北中城村) に賞状を授与。 初めての受賞者たちを祝福するとともに、 同文学賞の発展を祈念した。 佳作の長野和夫さん (千葉) は欠席した。
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 授賞式で神津さんは作品について 「テーマは 『島』 ということで、 周りを海で囲まれ他から離れた場所でもし水の上を歩ける道具があったとしたら。 島の特徴が無くなると島の本質に迫れるのではないかと考えた。 夏に来たときの宮古島の美しいエメラルドグリーンの海、 満天の星空など心に刻み込まれた風景が心の中から現れてこの文章となった」 と説明し、 「これからも人の間をつなげるような作品を書いていきたい」 と語った。
 「蝉衣に吹く風」 で受賞した森田さんは 「宮古上布と中年教師を通して島の過去、 現在、 未来を暗示できるものを書きたいと思った。 受賞できて嬉しい」、 宮古島市出身の玉元さんは 「亡くなった母をどのような形の文章で葬送すれば良いか。 月夜の晩に船に乗って天へ行く。 子どもが笛を吹き、 周りにはホタルがいるイメージをモチーフにした」 とそれぞれ話した。
 作家で選考委員長の椎名誠さんは神津さんの作品について 「非常に独創力に富んでいる。 『小説は何を書いても良い』 それを思う存分に生かした作品」 と講評。 また 「第2回以降もテーマはずっと 『島』 で良いのでは」 と提案した。
 同文化協会の大城裕子会長が 「今回は13歳から87歳と幅広い年代から229編、 北海道から石垣市、 海外から応募があり、 地元も36編が寄せられ主催者として感慨深いものとなった。 生まれたばかりの文学賞が多くの人に支えられ、 この日を迎えられたことに感謝したい」 とあいさつ。 下地敏彦市長が 「入賞作品には作者の『海』への思いが凝縮されていた。 この文学賞によって島内の文学活動が活気を見せ、 その登竜門になってほしい。 素晴らしい文学賞となるよう育てていきたい」 と祝辞を述べた。

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大城会長から賞状を授与される神津キリカさん (右)=24日、 ホテルアトールエメラルド宮古島

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