県立宮古特別支援学校 (佐和田聡校長) の販売学習会が26日、 同校内で行われた。 中・高等部の生徒たちが実習で作った野菜や花、 木工品、 手芸品、 陶器など学習の成果を販売。 多くの保護者や地域住民が訪れ長蛇の列をつくって賑わいを見せ、 すぐに売り切れる商品もあるなど大盛況だった。
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開会式で佐和田校長は 「この販売学習は1年間の集大成。 生徒の皆さんは、 地域住民たちの生活に役立つものを一生懸命作ってきた。 皆さんは自分が作ったものに自信と誇りを持ち、 人の生活に役立てた喜びを感じてほしい」 とあいさつした。
生徒を代表して根路銘良君 (高等部3年) は 「僕たちは、 昨年の4月から販売学習に向けていろいろなものを作ってきた。 僕たち高等部3年生にとっては最後の販売学習なので、 皆とコミュニケーションをとりながら、 お客さんに喜んでもらえるよう頑張ろう」 と呼びかけた。
会場には開始前から行列ができ、 午前11時の笛の合図とともに一斉に商品を買い求めていた。 農産物は白菜、 キャベツ、 大根などを販売。 また作品展示も実施され、 生徒たちが作製したアクセサリーなどの工作が並べられていた。