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介護予防パネル展、「自助具」で暮らしやすく

 






2017/12/01 09時04分配信 - 健康・暮らし -

 加齢や障がい、 病気などで困難になった日常生活の動作を助ける 「自助具」。 衰えた握力を補うため歯ブラシの柄にスポンジやシリコンゴムを巻くだけの簡単な物もあるが、 それだけで介助を受けず一人で出来ることが増え、 自立した生活を送れるようになる。 工夫やアイディアを凝らした多種多様な自助具があり、 きょう1日まで市役所平良庁舎1階ロビーで開催中の介護予防パネル展で紹介している。
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 自助具は 「自らを助ける道具」 「生活を補助する道具」。 日常生活を自立して送ることが難しくなった人のため作られたもの。 市販品だけでなく当事者や介護職員が道具を使いやすく加工したり、 身近な物を応用した手づくりもある。 すでに使われている道具からヒントを得て、 障がいに応じてより扱いやすく改良も行われているという。
 調理道具では片手でも食材を洗える滑り止めマット、 剣山のような釘で食材を固定するまな板があり、 洋裁のゴムで野菜を固定して切ることができる。 手先の不自由な人が薬の袋を開けるため、 割り箸やカード挟みを利用した道具、 ペットボトルを漏斗のように加工して薬の散乱を防ぐものなど、 ちょっとしたアイディアや身近な物を使い低下した身体機能をサポートしてくれる。
 作業療法士の中川浩さんは、 自助具の効果について 「道具の工夫で暮らしやすくなる。 自分で出来ることが増えると介護度や気持ちに変化が現れることもある」 と話す。 使用を嫌がる人もいるが 「眼鏡や孫の手なども自助具。 一度試してもらえれば」 という。 来年4月から施行される改正介護保険法では自立支援が重視されるため 「自立支援をサポートする上で重要なもの。 ケアマネやヘルパーにもぜひ見てほしい」 と述べた。
 自助具は福祉用具販売店などで購入できる。 オーダーメイドが必要な場合があり、 一人ひとりに適した自助具を選ぶよう呼びかけている。 また使用や練習する際は作業療法士のアドバイスを受けることも勧めている。
 同パネル展は1日が最終日となり、 午前10時~正午には口腔ケアや栄養、 運動など全ての相談コーナーで専門職が対応。 BMI、 体脂肪率、 体年齢、 骨格筋率の測定も行っている。

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歯ブラシの柄に巻き付けたシリコンゴム

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介護予防パネル展で紹介されている様々な自助具=市役所平良庁舎1階ロビー

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